次々に登場する人物。 予定の場所に、予定の人がいない。
長女の綾子がめずらしく活躍する。 最後の終わり方が少し、突然で、分からないままのことが多かった。
続編がそのうちでることを期待したい。
PS。 全編を通じて読むと、長女の活躍する場合、次女の夕里子の活躍する場合、三女の珠美が活躍する場合といろいろとりあわせていることがわかってくる。
三毛猫ホームズのファンでした。
赤川次郎の作品は、三毛猫ホームズしか読んできませんでした。
三姉妹探偵団を読んでみたら、とても面白くて、自分が食わず嫌いだったことに気がつきました。
1を読んで、2を読まずに、今、この3を読んでいるところです。
金の亡者の3女が、真剣に生きている人のためなら、
お金を惜しまないという振舞いには、ほろっとしました。
人なら、一人の人が真剣なら、感化を受けるということを、さらりと表現しているところがよいと思いました。
でこぼこの3姉妹も、妹が真剣になったら、姉たちも協力するところが素敵です。
法律がどうこうよりも、人の生命に関わることに、一人の人が真剣になっていることが、とても大事だと思います。
殺人捜査に協力しようとしない生意気な金持ちの娘をひっぱたいた刑事が、金持ちの親からは圧力をかけられても、娘からは惚れられるというのも、ややステレオタイプですが、共感が持てました。
三毛猫ホームズは、全部読んでしまいました。
あと5年は、たぶん読まないとおもいます。
今度は、三姉妹のファンになりました。
全部読破しようと思いました。
ps.
3姉妹というと、シティハンターというアニメを思い出しました。
向うはプロの泥棒で、こちらは、アマチュア探偵という違いがあります。
それでも、一番下の妹の鼻っ柱が強いところは同じでしょうか。
あの懐かしのフジテレビネットの日曜朝9時(関東)の石ノ森先生の不思議シュールコメディの歌が網羅された3枚組62曲入りで4489円。一曲当り約72円。『ロボット8ちゃん』から始まるシリーズ。分かるかなー。ロボットは抜いたそうです。8ちゃん、バッテンロボ丸、もりもりぼっくん。ロボット編と,非ロボット編(ファンタジー(ペットントン,ネムリン,カミタマン),探偵団,ちゅうか魔女→シュシュトリアン(ラスト))に分けたことで,フジテレビ日曜朝9時以外の愛すべきロボットも入れられたけど,通して聴けるように,「フジ日曜朝9時」で一本化して欲しかったのが少し残念だな〜。
長女の綾子(あやこ),次女の夕里子(ゆりこ)と、その恋人国友刑事、三女の珠美(たまみ)のドタバタ喜劇。
殺人事件があることもあれば,自殺があることもある。
強盗あれば,詐欺もある。
なんでもあれの活劇。
4人が登場するのがお約束。
最低限4人が死なないことだけがお約束。
父親が現れないのはその次のお約束。
抱腹絶倒間違いない。
姉も妹も誘拐される。
次女はピストルの弾丸で負傷する。
誰が何のために誘拐や殺人を繰り返すのか。
説明不足の点がいろいろある。
それでも赤川次郎が売れるのは,
軽い口調で物語が展開していくためだろう。
三姉妹の性格が変わらず書けるのは,どういう才能だろう。
長女の綾子の天然の人のよさ。
次女の夕里子の無謀さ。
三女の珠美の金勘定。
主人公が3人の話で一番役割分担が明確で,
活躍度も公平なのは三姉妹。
今回は綾子の活躍が光る。
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