温泉街の旅館向け店舗を個人向けスーパーマーケットに変更して成功した著者が明かす半生記。
どん底からの脱出と地道な努力、顧客からの一言から生まれた1個105円のおはぎ、500以上のメニューがあるお惣菜、パートも含めて50余名のスーパーに数百の企業から研修生がやってくる秘密を社長の目から記しています。
名物のおはぎやお惣菜は奥様が苦労の末に生み出しているようです。しかし、本書の中では該当箇所全て「専務」と呼んでいます。朝1時から仕込みを始める専務への愛情が滲んでいます。
惣菜を売るために惣菜を作る人づくりから始めること、人づくりには顧客に褒めてもらう機会を作ること、品質に妥協はさせないこと、チラシによる安売り合戦は止めたこと、同業者・取引先とも共存共栄すること、どれも大事なことばかりです。
初めて新聞広告を出したのは税金対策だったというのも逆転の発想ですね。その広告も、通常は大きく書くべき何かを掲載することすら最初は渋ったというのですから、度肝を抜かれます。
小売業から学ぶことが多かった一冊です。
初めに言っておきますが、私は細木先生ご自身に関しては、全く興味がありません。
でも、番組内の料理コーナーは好きです。
理由は、比較的簡単に調理できるからです。
もちろん、たまに材料が豪華で真似できないレシピもあります。
でも、それはまたご愛敬ってことで。
普段はこの手の本は読まないのですが、可愛い装丁に惹かれて買ってみました。 「小さな心がけも積み上げれば偉大だ」というのが正直な感想です。
全部を実行するのは難しいかもですが、私にもすぐにできそうなこともありました。 そのひとつが、「すみません」よりも「ありがとう」の方が、感じがよいということ。 さっそく職場で試してみましたが、「ありがとう」と言った張本人が一番(笑)、気持ちいい!
なるほど、これがいとはんへの第一歩・・・!!
初代ガンダムをベースに、宇宙世紀が本当に来ると信じている女の子の引き起こす騒動を描いた格闘ギャグ漫画です。いわばスタトレに対するギャラクシークエストみたいな感じです。こっちは公式でやってるからネタや台詞をそのまんま使えるところがいいですね。ジオン軍関連の出来事(ガルマ国葬、ソーラレイ発射etc)を技にしてしまうジオン空手や、ガンダムゴッコが行き過ぎて生身でドムになってしまう少女という発想が面白い。
作者の絵では萌えないという意見もあるようですが、巻末に収録されている作者の過去作品と比べれば一目瞭然で、この作品では本来の絵柄を変えて可愛い女の子を描こうという気概が見られます。後半に行くほど顔のバランスや体型が可愛くなっていきますよ。
残念なのはネタの精度。ジオン側のネタはよく練られていてなるほどと思えるものが多いのに対し、連邦側のネタはまったく笑えない。連邦がらみのキャラや必殺技は他作品とのWパロばかりで、ジオン側にあるようなアニメ本編の重箱の隅をつつくようなネタは一切無く、やっつけ仕事な印象を受けます。作者が生粋のジオン派だから仕方ないのかもしれないが、これではバランスを欠いていますし、ガンダムという作品自体が好きな立場からすると、Wパロなどより本編に関連したネタが見たかったというのが本音です。しかし、作者のこの客観性を失ってしまうほどのジオンへの愛がこの作品の面白さの原動力かもしれませんが…。
おたくなデフォルメされたキャラ達が繰り広げるおたくな生活なストーリー。 自分や仲間の心理をうまく面白く漫画にされています。 サクラ大戦ファンは結構笑えるんじゃないかな? 漫画サクラ大戦とともにマガジンZに連載されていた作品で おまけ的に連載されていた歌謡ショウ漫画も載っています。
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