映画「ザ・ビーチ」は,すこし憂鬱で痛々しい青春もの,という感じでしたが,サウンドトラックの方は青空と明るいきれいな海と日光を思わせる曲を集めて,休暇にぴったりな一枚です。 特に#3 Porcelain,#4 Voices, #5 8 ballの3曲はクール&エモーショナルな名曲ぞろいで,続けて聴いているとリゾート気分に浸れます。 クールなテクノを中心に,心地よい曲やちょっとダークな気分の曲も並んで,全体としてはとても爽やか。夏には必ず聴きたくなります。
とても長い名前のアーティストだが 深みのある楽しい曲がてんこ盛り。前半7曲くらいまで一切はずしがない。 こんなにエンターテインメント性が高いアルバムは久しぶり。 単にラップとカテゴライズするにはもったいない 不思議な世界にいざなってくれます。 お勧めは2.メモリー・ウォー、5.リディム・アイ・ライク 試聴の参考にどうぞ
デビューから10年。5枚のアルバムをリリースしたADFのベスト盤。新曲2曲が追加。
正直、数枚のEPと、アルバム”RAFI’s Revenge”しか持っていないので、彼らの活動の全容を把握するのには、どうしても欲しい、と購入。
「バングラ」の妙なリズムと、節まわしにかねてから惹かれていたのですが、70年代のレゲエに通じる体制をゆるさない過激な姿勢に共感。
プライマルスクリームのボビーや、オンユーのエドリアンシャーウッドのサポートを受けていることかも、そのサウンド、アテティュードの過激さが伺いしれることでしょう。
バングラリズムと、レゲエのDUBをかけあわせた初期の曲の、なんともいえない味わいがよい。
さらに、プライマルのサポートを受けた”Free Satpal Ram”。911事件を経て、激化する環境に抗うかのように屹立し、エドリアンシャーウッドのプロデュースを得て放った”Enemy of enemy”からカットされた曲目、13〜15!
DVといった重々しいテーマを歌わせたら、ピカイチのシネイド・オコナーさん(Universal mother!)を迎えた”Thousand mirrers"に心打たれます。
ロンドンテロ、パリ郊外暴動といった事件に代表されるよう、彼らを取り巻く環境は、決してなまやさしいものではないことが察せられますが、いくつかのメンバーチェンジ(06年Dr.Das脱退!)を経て、なおもがんばり続ける彼らを応援しようではありませんか!
今までのに比べると、刺激が足りなく感じた。DVD再生でも楽しめる部分があるので、それもおもしろいが、懲りすぎ。独特の音楽に惹かれているのに普通に感じる。
今のメンバーのアルバムで言うなら前作のPUNKARAの方が良いと思う。 若し、当アルバム発売後に勃発した、北アフリカのインターネットを介した革命を元にアルバムが作られていたならば、どれ程良かっただろうかと思う。
|