1953年8月28日に民放として初めて開局した日本テレビの開局55年を記念して発売されました。
鈴江奈々アナ、脊山麻理子アナがミュージック・ナビゲーターを務めており、そのポートレートも掲載していますので、ファンには喜ばれる配慮でしょう。音楽と音楽をつなぐ語りが昔の深夜放送のようでした。収めている曲も1970年代を中心に収録してあり、一定以上の世代に好まれる内容となっています。
懐かしい「巨泉・前武ゲバゲバ90分!のテーマ」は今聞いても最高の音楽でしょう。宮川泰作曲・編曲で、これだけリスナーをつかむメロディは希有な存在だと言えます。1969年から1971年という大学紛争や大阪万博という激動の時代性とあのテンポの良いコントのつなぎがマッチし、もうお目にかかれないような笑いのエッセンスが詰まっていました。
1965年から1990年まで25年続いた「11PMのテーマ」のオープニングのスキャットも切れ味よく飛び込んできます。たった20秒ですが、視聴者を捉えていました。リーフレットには主な司会者名、アシスタントが記載してありました。この番組の正式名は「WIDE SHOW 11PM」とのこと。
人気番組「天才・たけしの元気が出るテレビ ! !」オープニングテーマ、「ルパン三世のテーマ'78」、人気のあったドラマの主題歌「ガンダーラ(ゴダイゴ)」「俺たちの旅(中村雅俊)」「カリフォルニア・コネクション(水谷豊)」「聖母たちのララバイ(岩崎宏美)」「碧いうさぎ(酒井法子)」が収められています。
鈴江奈々アナ、葉山エレーヌアナ、夏目三久アナによるユニット「go!go!ガールズ」の「クリスマスは一緒に」は、コーラスもヴォーカルも良く、楽しく聴きました。
ただ、全般的なまとまりに欠けますので、個別の曲に興味をもたれた方はどうぞ。
いい曲ばかりです。
つらい時、手にとってほしい。 周囲に悩んでる人がいる時、 ぜひ贈ってあげたい一冊。 海外生活を始めて、友達もいないし 落ち込んだ時これを読んで癒されて 勇気をもらい、元気が出て、また 明日もがんばろうという気持ちになりました。
チンペイさんの42枚目のシングルです。
DVD付きのCDで、4曲収録されており、シングルというよりもミニアルバム的です。
『夢人〜ユメジン〜』は、NHK「みんなのうた」で2007年8月から9月にかけて流れていました。
『カノン』は、NHK「にっぽん心の仏像」イメージソング。
『ココロノジカン』は、テレビ東京系「田舎に泊まろう!」エンディングテーマ。
『勇気のカタチ〜私を変えてくれたあなたへ〜』は、2007年の日本テレビ系「24時間テレビ〜愛は地球を救う〜」の第30回のテーマソングで、『サライ』と同様に加山雄三さんとの共作です。
と、何かお気付きになりませんか?
そう、「カタカナ」です。
チンペイさんと言えば「漢字」のイメージが強く、見たことの無いような難しい字もよく使われていましたが、アルバム『オリオン13』あたりから「カタカナ」が多用されています。
タイトルだけでなく、歌詞にもカタカナ表記が沢山見られます。
この4曲に共通して詩われている言葉が「ココロ」です。
漢字の「心」には落ち着きが、ひらがなの「こころ」には優しさが、そしてカタカナの「ココロ」には音がある。
とのことです。
「カタカナで表現することで、心を音にのせ歌で伝える」ということでしょうか。
そんなココロが癒される4曲です。
DVDは『夢人〜ユメジン〜』の、NHK「みんなのうた」のアニメーション映像です。
一色あづるさんのアニメーションにもココロが癒されます。
大野雄二さんが音楽監督をしていた頃の24時間テレビ「愛は地球を救う」は、番組内容もテーマ曲も本当に良かったなぁと、サントラを聴くとつくづく思います。懐かしく良い楽曲ばかりで感動しました。
蛇足になりますが、最近、「24時間テレビ10 愛は地球を救う〜Save the children」(1987年)のグランドフィナーレを録音したカセットテープを聴いてみました。番組内の所々で「愛はマジック」のインストが流れていたり、大野雄二さんのアレンジ?で「生まれ来る子供たちのために」 や「We are the world(日本語版。聞こえる悲しみの声……)」が東京少年少女合唱隊により歌われていたり、とても感動しました。
このような番組内で使用されCD化されていない曲もあると思いますが、東京少年少女合唱隊による「エバーグリーンラブ〜人間という名の大きな樹〜」同様、是非ともCD化して欲しいものです。
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