人によって感想が分かれるかもしれませんが、個人の好みだけにならない程度に感じた事を書いておきます。
1話目の佐々美と鈴の話はなかなか良いと思います。 2話目は美魚らしい話です。ただ、「雨漏りの音が不快」というくだりが気になりました。短歌を作るほど豊かな感性を持った美魚と、和の心を持ったクドが、果たしてそういう感じ方をするでしょうか? 3話目の謙吾はケガする前の謙吾ですが、やや冷徹すぎる気がしないでもありません。
ちなみに沙耶の出番はほんのわずかしかありませんので、沙耶目当ての人はご注意を。
フランスのMK2社がデジタルリマスターし04年にDVD発売した『大列車追跡』の日本版。
このバージョンで特筆すべきは、何といっても画質の驚くべき美しさです。キートン映画のフィルムはチャップリンやロイドとちがってきちんと保管されていなかったので損傷や欠落が激しいのですが、このMK2版はまるで製作当時のようなクリアな映像を堪能できます。他のバージョンではつぶれて見えづらかった役者の細かい表情や、遠景の大自然の美しさもはっきり見えます。キートンファンなら、すでに他のソフトを持っていても、MK2版は絶対にコレクションに加えて損はありません。
CDとのセットで定価が少々お高いので、ファンの中には「DVDだけで廉価発売してほしかった」という声もあります。ただでさえキートンを観るのが難しい日本ではそう思うのは当然。ただ、久石譲氏があらたにつけた音楽は非常に良いです。思ったよりクラシックな感じで、しかし久石譲タッチもしっかりある。カール・デイビスの活気あるスコアも好きですが、久石氏のどこかメランコリックな曲調の方がキートンに合っていると私は思いました。本格戦争ドラマとして誠実に(誠実すぎるくらいに)作曲してくれています。
このセットで不満があるとすれば、特典映像の少なさでしょうか。フランス版DVDにはオーソン・ウェルズによる解説など多くの特典がついているらしいのですが、日本版ではリマスター解説とデヴィッド・ロビンソンによる作品紹介のみ。せめて久石譲さんのインタビューなど入れていただきたかった。
しかしキートンの最高傑作をこれだけ美しい映像で楽しめるだけで、ファンは十分満足かもしれません。こうして新たな意匠でよみがえるたび、キートンは新しい生命を得て「今」の時代にすんなりと溶け込んでしまう。時空を超えたキートンの魅力です。
UMDインストール機能がついたのでディスク入れ替えせずにより快適にプレイでき、さらにスクリーンショット機能?がついたので好きな画像をPSPに保存できとてもよくなったと思います。
声優も追加され、主人公以外は完全フルボイスでさらによくなってます。
ゲーム内容ではすでに★5を超えてます。
今回は、文句なしの★5です。
気になった方は是非購入をお勧めします。
ライブの感じが味わえると思います。
そのため曲を聴きたいという人にはお勧めしません。(当たり前ですが・・・)
初回限定版だと写真集っぽいのがついていたりして良いです。
個人的には麻枝さんの歌った曲も入れてくれたら最高でした。
このリミックスもそれぞれいいです。若いミュージシャンの起用もとてもよくて、今年のベストです。
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