最悪なのはなにもしないこと―
ハッとさせられる言葉である。
マイクロソフトの要職であった著者が休暇でネパールを訪れる。ネパールの現状を目の当たりにした著者は、安定した生活を捨てこの現状に立ち向かう事を決意し、Room to Read を立ち上げる…。
著者の行動力、決断力に畏敬の念を抱く。
問題に気付くだけの人間なら、世界中たっくさんいるだろう。
そこで実際に行動を起こせる人がいったい何人いるだろうか。
考えるのと、実際に行動するのとでは雲泥の差がある。
かの勝海舟は、薩長同盟を成し遂げた坂本竜馬をこう評したという。
「あの犬猿の仲である薩摩と長州が力を合わせたら…ということを考えただけの奴ならたくさんいただろう。竜馬の凄いところはそれを実際にやってのけたところだよ。」
自分もこうありたいと思えた。
最悪なのは何もしないこと―
この言葉の重みが少しわかってくような気がする。
著者のさらに凄いところは、援助を継続して行い、その影響をネパールだけでなく、世界各地に広げているところ。
ここで、マイクロソフトでの経験が役に立つ。
お金を出して、学校を建てる。これだけでも実際に自分だけでやると大変だろうが、
それを継続して、さらにエリアを広げて…となるともっともっと大変。
ここで、著者の経営手腕が生きてきている。
社会起業家を目指す人には参考になる部分もたくさんあると思う。
中でも
・お金がどこに使われているのか寄付者に明確にする
・援助される側に所有者意識をもってもらう
の2つはなるほどなぁと思った点。
世の中を変えたいと漠然と考えている人には是非読んでみて欲しい一冊。
とてもいいですね。 聴いていて飽きません。
阪井さんの曲はキャッチーで実にポップ。美しいメロディーはとても耳残りの良いものばかりです。 それに乗る山村さんの歌詞には、等身大の飾らない思いとポンと背中を押してくれる温かさがあります。
これを聴けばflumpoolとは何なのかがわかると思います。
80分というボリュームに疲れるという方は、7曲目の車窓でA面が終了、8曲目のHillsからレコードをひっくり返すようにB面を聴き始める、といった聴き方をすればこのアルバムがより楽しめると思います。
新入社員は便器になっちゃいます。 パイパンは明らかに肌の色の違う人で、他は没個性的であった。 でもその明らかなギャルな人があんまり影が薄かったなあ。
喜多川泰さんの新刊。
就職活動本の棚に、平積みされている本屋さんが多いかと思いますが、
学生だけでなく、いま働いている人にも、我が振り直すためによいです。
安定した会社に安住するのではなく、
自分が活躍して、会社に安定をもたらせ!
とか、
会社探しを、
学校に代わる、自分の居場所探しを目的としてはいけない・・
など、ちょっとドキッとするようなこともさらりと書かれており、
物語として、主人公に感情移入しながら読み進めると自然と腑に落ちると思います。
女ばかりの会社に就職した男を待ち受けていたのはHな女子社員たち。 右も左も判らない新人をあの手この手で攻め立てます。 出演している女優はルックスはイマイチですがそれが逆にリアルさを増しています。 入社したばかりの若い男をおもちゃにする卓越したテクニックは見ものです。 痴女ものが好きな私のお気に入り作品です。
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