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Into the Woods [DVD] [Import] 正に、幻のビデオでした。
CDも手に入れ、本場で生の公演も観て、そして最近、やっと手に入れたのが、この「Into the Woods」のビデオでした。
トニー賞受賞のこの作品は、話の流れも分かりやすく、子供から大人まで楽しめるミュージカルです。
歌も登場人物も役者も舞台装置も観客の反応も、このビデオさえあれば、いつでも楽しめます。

物語も音楽も文句なしです!!


二つの山河 (文春文庫)  これは第一次世界大戦で日本が青島で戦ったときのドイツ軍捕虜を日本各地で収容していた時の話で、徳島の板東俘虜収容所の所長を務めた、松江豊寿大佐(当時)の話である。
 松江はその後少将に進み、退役した後は乞われて会津若松の市長を務めている。どうしてかというと、彼の祖父と父は会津藩の禄を食んでおり、父・久平は戊辰の役には会津藩士として官軍と戦っている、という縁からだった。即ち、この物語は幕末時から明治と大正期にかけての会津人の生き方をも描いているのである。
 作者は、主人公が中央政府に逆らってまで俘虜たちを優遇するその根底には、幕末に賊軍扱いされた会津藩士として、逆境にある人たちへの同情心があり、同時に中央政府に対する反逆心と、更には正しいことを貫く会津武士道がある、との想定でこの物語を描いているが、恐らくそうであったと私も思う。
 話としても大変に面白かった。松江は単に俘虜としてドイツ人を扱うのではなく、各人の個性やその当時日本には希少であった技術を日本に移転してもらうことも考えたのだろう、例えば、機械技術に心得のある俘虜たちを町の工場に派遣して機械を修理させるとか、ドイツ料理やパン製造の知識を町の人たちに教えるとか、音楽の素養のある者達に第九交響曲を演奏させるなど、人間として扱い、そのようなことから当然ながら日本人にとってもよい影響を与えたようである。
 そういう話とは別に、私が感激し、日本人の朴訥さと善良さが出ていると思った描写は、満州から引き上げてきた高橋敏治・春枝夫妻が亡くなったドイツ人俘虜の墓を見つけ、無償で守り、線香を供え続けたことである。昭和三十五年に駐日西ドイツ大使その墓を参った時に、大使は高橋春枝さんの手を自らとって、日本語で、「アリガト、アリガト」と感謝の意を表したという。
 その後の松江豊寿の生涯と枯淡な生き方には共感するものがあり、気分のよい話を読んだことに満足した。

幕末会津の女たち、男たち 山本八重よ銃をとれ 会津戦争の悲劇性について、あるいは戦後の斗南藩の人々の苦難の歩みについて、そして会津出身の高い倫理性に裏打ちされた日本を代表する偉人達について、多くを教えてくれた好著。白虎士中二番隊の悲劇は云うまでもなく、著者の綿密な考証と達意の文章から立ち上る西郷一族二十一人の自刃や中野竹子・神保雪子の最期、照姫の貞淑、山本(新島)八重の際立つ個性と奮闘振り、柴五郎(義和団の乱における北京籠城戦での彼の活躍無かりせばあの日英同盟も無かった由)の数奇な運命と一生など、収録された挿話はどれも一気に読ませる緊張感と迫力に満ちている。

「ここは戦場なるぞ、会津の国辱雪(そそ)ぐまでは戦場なるぞ」(283頁、斗南藩時代の柴五郎の父親の言葉)

それにしても、蘆花徳富健次郎の『不如帰』や『黒い眼と茶色の目』がそれぞれ大山捨松や新島八重をモデルにしていたという事実を、私は本書で初めて知りました。また、旧会津藩は最初から北辺の地へ追いやられたのではなく、猪苗代という選択肢も提示されていたという史実(258〜260頁)についても同様です。

一読、本書に関しては特に難しいという印象はありません。テーマに関心のある方にとってはどなたにでも裨益するところがありかつ興趣そそられる一書であると思います。

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