地上波ドラマのスナップ写真のような映像に飽きた方にお薦めです。
普段は映画を撮っている監督が関わっているので、映像も映画的で落ち着きます。
個人的にはユーミンの音楽を題材にしてほしい。
このやや薄曇った映像はユーミンの音楽に通底していると思うので。
Bs-iの出たがりプロデューサー丹羽多聞アンドリウPと主演女優(うち3人が歴代ケータイ刑事)の和気藹々としたオーディオコメンタリーも楽しいですよ。
<すずめバス>の霊感バスガイド町田藍のシリーズも6巻目になりました。
毎回繰り広げられる心霊現象絡みの話も人情味たっぷりで、潤いのない現代社会に爽やかなものを届けてくれます。
今回もいろんな人に不可思議なことが起こり、町田藍は大活躍です。
このシリーズの面白さは、幽霊も人間と同様苦しんだり悲しんだりすることです。
従って、そうした幽霊と人間の間を町田藍が取り持って、様々な難事を解決します。
そこに人の感情の移ろいがあり、人間の本質的な優しさがあります。
今回も、楽しい連作でした。
アニメのストライクウィッチーズが好きで買いました。
登場人物がおなじみの芳佳たちではないため、少し抵抗がありましたが、皆、好感の持てるキャラで好きになりました。
主人公は真面目な性格で実力のある智子。そんなエースがやる気のないチームメイトたちと組むことになり、イライラして「あなた達は何もしないで!」と言う最悪ムードから始まります。
せっかくやる気になった仲間たちにも、期待をしない智子。
読んでいるうちに続きがきになって、すっかりお気に入りの作品になりました。
星4つの理由は、メインキャラ以外の挿絵・紹介がほとんどない為「この人だれ?」となる時があるからです。
ストライクウィッチーズが好きな方&百合がOKな方にお勧めです。
話はとても面白いです。怪盗レディ・キャンディと陸軍の追いかけっことか。
ただ、この話恋愛ものでもあるのですが、スズメと結人もう少し冷静に話し合えって言いたくなります。
結人が任務のことはあまり話せない、というのに怒ってますが、隠し事をしているのはアンタも一緒だろうと突っ込みたいです。
あと、スズメがメイドをしているシーンで結人に捕まりたくなくて、他の男の胸に顔を伏せてますけど、その方が結人に嫌われることになるのではないかと言いたいです。
すでになんとも思われてないと思い込んでいるのに、さらに軽蔑されるようなことをするのはどういう考えなのかと理解に苦しみます。
ハマった。 多少荒い文章を補ってあまる新人離れした構成力は感動を通り過ぎ、鳥肌もの。 世界観・発想力もオリジナリティに溢れ、新鮮さを感じさせてくれるオススメの一冊。 戦う司書シリーズは全10巻で終了。次回作も期待大で待ってます。
|