ストーリーは大きな流れはあるものの細かなエピソード仕立てで、シリアス回ありギャグ回あり。 一話一話かなり密度が濃く、シリアスもギャグも堪能できる話が多いと思います。
絵はとてもよく動くほうだと思います。キャラクターも立っていて、見ていてとても楽しいです。音楽もよく合っていると思います。
そういった基本的なアニメの部分とは別に印象に残ったのは、マイノリティに向けられた視線です。 具体的には琉球・アイヌ・音楽に使われている日本のヒップホップといった、(あくまで比較的、ですが)少数派に対するまなざしというものを感じました。 こう書くと少数派を持ち上げた話のような印象を持たれるかもしれません。 そういう部分もあるかもしれませんが、個人的には「温かい」とか「ウェットな」という感情的な形容詞はあまりつかない、ただニュートラルにそういった人たちも見つめようとするまなざしのように感じました。
とまあ適当に思った事を書いてしまいましたけど、そんなものを考えずとも単純に面白い作品だと思います。繰り返し見て楽しんでます。
どこと名漂う70年~80年のテレビドラマ的なにおいがして、少しへこんだ感じがいいです。気持ちでイメージを膨らませつつ聞く感じですかね。
BS放送で本放送を観ていたので、BD発売を待っていた自分として「待ちに待った」という感想です。
商品仕様も、2クール作品をBD3枚に収める潔さに感動。内容はもとより、画質も十分満足できるものです。
パッケージは紙台紙にプラのトレイのデジパック仕様ですが、標準トレイ3枚使用の三面開きではなく、厚めのトレイ(片面は二枚を重ね置き出来るギミック有り)。
紙部分の洋紙面積を抑えつつ、商品ボリュームが小さくなりすぎるのを避けたのようにも見えますが、
実は、BDサイズではなく、DVDサイズを採用したことも、後に発表された同作品のDVDBOXと解説書やBOXの型、
描き下ろしイラスト(色替えは有りますが)を共用するためと推測。
制作コストを抑える努力のたまものと思えば、拍手を送りたいパッケージ仕様でした。
個人的にはBDサイズのパッケージを望んでいたので、その点で☆一つ減。
渡辺信一郎と言えばカウボーイビバップ。という人は多いと思う。 けど、ビバップを求めてこの作品を見ると少し肩透かしかも。 この1巻では1・2話しか収録してないので導入部ですが、中盤(10話)あたりまでほとんど大きな展開がない感じです。
でも僕がこのDVDを欲しいと思ったのは、やはり日本アニメとしてのクオリティです。
毎回のように殺陣が展開され、キャラクターがかっこよく動く動く。 色彩においても浮世絵を彷彿させる美しさが描かれてます。 音楽もナベシンが好きそうな感じでHipHop・R&B好きにもいい感じです。
TVというよりOVA的な「丁寧に作られた」感じで最近のアニメでは珍しいと思いました。
でも価格がやっぱり・・・ね。
いやー全話見てもうたけどほんまにたのしかったわ。
あっというまに全部観てもうた。
映像も綺麗やし、途中で沖縄の民謡みたいな曲が入るんやけどそのタイミングと演出が絶妙やねん。
表現が少し残酷なところがあるから子供向けにはできへんのやけど
オトナのアニメって割り切ってみたらホンマ最高傑作ちゃうんかな
ええもん観させてもらいました。
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