この3巻はさらに複雑なストーリーだが何度読んでも破綻がない。原作者の努力、才能は非凡と云えます。1巻で書いたが、東大はT大とすべし。想像だけで、又事実であっても大多数が善人である場合、固有名称で貶すのは作者の将来を汚す事となる。手塚氏は、さいとう氏は、梶原氏は、そのような手軽な手法だったか。お手軽作風なら今後、暴力団の実在名称も出せよ。幾らサブカルの特権だとこの作者が主張しても多くの善良な読者は、自分の立ち位置さえも反論の場も無く、いつか云われ無き理由で貶される不安を感じる。この作者の作品を読んでいつも最後に感じる後味の悪さの原因がそこに有る。手塚氏が反体制をどう描いたか。井上雄彦氏はどうだ……。しかしオカマに対する配慮も良くなったし、4話以降、この作者の類い稀なる才能が、メッキサブカルから昇華し独自の境地に達する事を祈る。最後に、この3話はがんぼシリーズ史上最高作であると断言できる。
自分はカバチタレを読んで法律の面白さを知りました。自分でも法律を勉強してみようと本書から影響を受けた人間です。 以前の案件で夫婦の問題に他人が口出しするな、人に離婚を勧めるなと言っていた重さんが突然の変貌。重さんが他人の離婚を肯定します。栄田さんもその意見に乗って同級生に離婚を勧める始末。 女性は離婚すると6ヶ月以内は再婚できません。民法733条。安田さんは一旦離婚すれば宙ぶらりんの状態になります。これはマンガでわかる民法とかに書いてある初歩的なことで、女性の離婚はデメリットが多いのに法律的な見解を無視して物語を作る作者の人が残念に思えました。 最近のカバチタレ2は法律よりも情に訴えてことを解決するパターンが増えています。少しガッカリです。 30巻も法律をほとんど使わずにネゴシエーションで解決。最後の方はみんなハッピーになれて見ていてすっきりしましたが、法律が好きな自分にはちょっと期待に添いませんでした…。 でも、29巻を読んでいて「もしかして打ち切り!?」とビクビクしていましたが、30巻が出てよかったです。 個人的には「こんな法律知らなかった! へぇー!」っていう展開を期待しています。 作者のお二人、頑張って下さい。応援しています。
新作になってからようやく所長の影が見えてきました。 M資金詐欺など続きが楽しみな展開です。
前作までは、事件屋だけの話でした。それはそれで面白かったのですが、 激昂編からは市会議員・事件屋・官僚という3つの分野が異なる登場人物が 中心になって物語が展開し、ストーリーに深みというか、幅が広がりました。 現実の世界でもこの漫画のような事があるようですし、その意味でも勉強になります。 がんぽのように、回を重ねて質がレベルアップする作品は珍しいと思います。
とても面白く、勉強になるドラマでした。
1,2話以外の話はすべて一話完結ですし、とても見やすい構成になっています。
また、人情味があふれるストーリーなので、見ていて心が温かくなりますし、毎回スッキリ終わるように構成されているので安心してみれます。
私は最初、堀北さんのような穏やかで可愛らしい顔立ちの女性に住吉の役は合わないんじゃいかと思っていたのですが、さすが女優。
自然な演技力で役もはまっていました。
櫻井君は普段キャスターなどで活動されてる分、田村のような熱血漢を演じられるととてもギャップが感じられ、とても面白く、彼の多方面なご活躍ぶりに改めて感心しました。
可能であれば是非、続編を作ってほしいドラマです!
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