本書は「ローマの休日」を題材にした英語のワークブックである。
しかし、本書のページをめくるたびに既成概念を覆すというと
大袈裟かもしれないが、それほど私に新鮮な驚きを与えてくれた。
巻頭の言葉にもあるように、英語学習への関心を高めたいという
筆者の思いが随所にあふれている。
本書はありきたりなワークブックとは質が違う。
特筆すべき点は、付属DVDのチャプターと各ユニットの開始場面が
一致しているところである。学びたい部分を自由に選択でき、かつ
本書で文法や語句、会話表現など事細かに解説されている。
その上確認問題まであるとは、いやはや最初から最後まで筆者の
サービス精神があふれ、初心者でも十分に活用できる内容だと感じた。
そして装丁の美しさもさることながら、ページをめくるごとに隅々ま
で行き届いたレイアウトの美しさ。顧客満足度120%で値段以上の価値を感じた。
「ローマの休日」で学ぶ英語パーフェクト・ワークブック―オードリーと学ぶ英会話
ハンデイでコストパフォーマンスの高い本です。年相応の綺麗な英語(米語ではありません)を覚える教材としても秀逸だと思います。字幕なしで映画のせりふが80%解るように なりたいが・・・・・・・・・・・
Penguin ReadersのLevel 2(600語レベル)
語数 3,888 YL 2.2
言わずと知れた大女優、オードリー・ヘップバーン
の生い立ちから晩年までを描いた本。
良家に生まれながらも6歳の時両親が離婚してしまう。
そんな中でも、母親はオードリーがずっと通っていたバレー
スクールにはお金を払い続けてあげていた。
しかし、バレースクールの人からは、「背が高いため将来性が
ない」と言われてしまう…。
ところが、その時からオードリーのスター人生は始まる。ロンドン
のミュージカルのある役を得たことをきっかけに、映画界でも
「ローマの休日」や「ティファニーで朝食を」といった作品を
不朽の名作にして、ミュージカルでも「マイフェアレディー」で
大活躍を見せる。そして後年は、ユニセフでの慈善活動を行う…。
こういったスター街道を華やかに駆け抜けていった人生の軌跡と
2度の結婚、離婚、数度に渡る流産等の私生活も絡めてまとめている。
オードリーのファンであったり、映画がお好きな方は特に興味を
持って読める作品だと思う。それにしても、挿込写真を見るたびに、
その美貌には惚れ惚れしてしまいます。
映画で英語学習の,初心者向けで一番のお勧めとして有名な本作です。
知らなかったのですが,この作品を利用した英語学習コンテンツが沢山あるのですね。
その中で超字幕が嬉しいところは,やはり超連続リスニングです。
実際に映画から学ぼうというぐらいの習熟度の学習者には,単語や文法での躓きはほとんど無いかと思われますので,
なにはさておき耳をすませるに特化した超連続リスニングは効果は大きいです。
インストール後にアップデートしたら使えるようになります。
ときどきオードリーにうっとりしながら,しつこく繰り返し見ましょう。
その中での「聴こえちゃった」の瞬間が来るたびに,学ぶことの楽しさを実感しています。
普通にテレビっ子で育ったら,成人するまでに一度ぐらいは画面で見る機会があったであろうのローマの休日。
やっぱり非のうちどころがない映画で,繰り返し学習することへの抵抗が全然ありません。
じっくりと見てみると,その時々の発見があり,長く付き合えるソフトだと思います。
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