前作TOOTH AND NAILで粗めの音作り(RANDALLでこういう鳴らし方をするには限界あり?)で、ちょっと違ったニュアンスのLAメタルを提示、曲のカッコよさは合格点かなと思っていましたが、本作は聴けば聴くほど深さを堪能できる録音技術、ミキシング、曲ともに一皮剥けた印象を発売当時受けました。キラビヤかな派手な音がもてはやされたあの頃、これは強いポリシー、信念がないと完成し得なかったと思います。
哀愁を帯びたVoもよく良さを引き出しているとともに、ドラムがやや心もとない分、J.ピルソンのツボを押えたベース(マッカートニーはよく研究しているはず!)、トドメはやはりG.リンチ先生の強烈なギターワーク!!恐らく彼のキャリアで最も歪んだ音なのに極めて美しく、センスある、上品なフレーズが炸裂!!これほどのディストーション成分満載ながら、他の方のレヴューのとおり、ハンバッカーストラトとしてのEddieとは違った意味で最高の音になっているのではないでしょうか。マーシャルなのかは分かりませんが、アンプも相当頑張ってます!ムチムチ感さえ与えてくれるながら、3曲目イントロではこれ以上ないようなオーヴァーダブによる、まさにハンバッカーストラトを使ったギ素晴らしいターオーケストレーションが堪能できます。
このギターサウンドそのものがすでに常人の域を超える!
途中ややダレ感もないことはないですが、様式美も意識した単なるアメリカンではないムードを意識した、独自の路線を追求したというスタンスが何とも痛快だし気持ちよいです。
1曲目から4曲目までは一気に聴けます。ややトーンを抑えた曲もよし。次のBACK FOR THE ATTACKも相当キまくっていますが、その前にこうしたじっくり聴かせるスルメ系の作品も出していることが貴重だし、これがなくては次作の完成もなかったと思います。
とにかくDOKKENでは最も回した作品、LAメタルの流れに一石を投じた作風でもあり、これは大きく評価したいです。
1991年、アメリカのギター雑誌「Guitar World」によるコンピレーション盤です。
このコンピレーション盤は、参加ギタリストが超豪華で、弾きまくりなレアトラック満載です。
Paul、Nuno、王者、Zakkといったおなじみのギタリストに、
ブルースのAlbert Collinsや、David Bowie御用達のEarl Slick & Reeves Gabrelsまで、
通好みなギタリストが参加しています。
また、普段のバンドとは違った雰囲気の曲が楽しめるのも大きな魅力です。
BON JOVIでは考えられないような弾きまくりなRichie Samboraや、
バリバリのチキンピッキングを魅せるZakk Wylde、
後年のソロ活動に繋がるような、ちょっと変わった曲をやるPaul Gilbert などなど。
個人的には、tr. 1,2,3,10,13を気に入っています。
特に、tr. 1&13は、Joe Satriani風(スポーツダイジェスト風?)で、かっこいいです!
「ギターインスト・ファン」にオススメです。
以下、「アーティスト名 / 曲目」を挙げておきます。(コピペで、検索・試聴してみては?)
1. Reb Beach / Black Magic
2. Richie Sambora / Mr. Sambo
3. Yngwie Malmsteen / Leviathan
4. Paul Gilbert / I Understand Completely
5. Elliot Easton / Walk On Walden
6. Zakk Wylde / Farm Fiddlin'
7. Nuno Bettencourt / Bumble Bee (Crash Landing)
8. Alex Skolnick / Fielt Of Soul
9. Richie Kotzen / Chype Fluxx
10. Albert Collins / Blues For Stevie
11. Dickey Betts & Warren Haynes / Wille And Poor Bob
12. Reeves Gabrels / Why Do I Feel LIke I'm Bleeding?
13. Earl Slick / Surfer Junkie Dude
ギターを弾く上で大変参考になるし曲も良くドライブのBGMにピッタリですよ! ノリノリな曲から渋い曲まで幅広く楽しめます。
ギタリストの交代で見違えるようになった。
ウィンガー時代とは比べ物にならないほどいい感じ。
メンバーチェンジは幸いでしたね。
2011年、ラウドパーク11でのライブパフォーマンスです。ラウドパークには行けませんでしたが、その後の赤坂でのライブを見て 大変素晴らしかったので迷わず注文です。Blu-rayと言う事で映像にも期待!(whitesnakeでは初Blu-ray?) 今年5月のライブに向けてテンション上がります。
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