僕はジルベルト,アートペッパーが好きなのでこのCD購入しました。ジョビンの歌声が邪魔なんですが(^ ^) このCDでJAZZとしてのレベル維持にはアートペッパーの存在が、とても貢献しています。でも何となく感じるのは、アートペッパーのソロが哀しく聞こえる。いろいろな苦しみを抱えて生きて来た人が持つ、心の底から湧き上がる叫びを感じる。
特に7曲目のソロは、聞いている者に哀しみが伝わって来る。私の心も動揺してしまいます。本当にアートペッパーの渾身の哀しいソロ…絶品です。録音時間は短いですが、音質はイイですよ。アートのソロに心揺さぶられて下さい(^ ^)
ジャケットの素晴らしさについつい内容を検討もせずに買ってしまいましたが、とても柔らかなボサノバがたくさん詰まっていて、本当に良い買い物をしました。40代後半から50代全般の方にも聴いてもらいましたが、彼らが以前フランス映画が流行した時にバックグラウンドでかかっていた曲がたくさん収録されているらしく、とても喜ばれました。そんなことも全然知らずにボサノバを知ったつもりでいたことを、少々恥ずかしく思いました(笑)。今はやっているボサノバのスタンダードがギッシリ詰まったこのオムニバスは広い年齢層で受け入れられていますよ~。
はっきり言って、アストラッド・ジルベルトは上手い歌手ではない。ホアン・ジルベルトの女房で、たまたまスタジオに遊びに来ていたのが、歌手デビューのきっかけ。でも美人で危うげな歌い方がアメリカで大ヒット。そんな「売れ筋」を見逃さず、アルバムに仕立てたのが、名プロデューサーのクリード・テイラー。アストラッドだけでは、危ういと、テナー・サックスの大御所スタンレー・タレンタインをフーチャーして作ったアルバムがコレ。発売当時全米で大ヒットした。で、出来はというと、なんせ歌唱力のないアストラッド、出来は3ツ星。でも、雰囲気がいい。歌唱力がなくても美人で、舌足らずな歌い方に当時は皆まいった。で、僕も時々聴く。出来は3ツ星。でも悪くないよ。この雰囲気は。(松本敏之)
小学生の頃黒板に爪をたてて「ガリガリガリ」って音を立てて嫌がらせをする男子がいたけど、あの音は誰の耳にもすごく不快で耳ざわりだ。 逆に人にとって耳ざわりのいい音があるとするならば、それは間違いなくこの人の声だと思う。 ソフトで奥行きがあってしかも透明感に満ちた美声。 高音域も無理がなくて少しも絞った感じがないのですよね。(首が太いから?(笑))
実は私は彼と同年代なのですごくシンパシーを感じる。そんなジョージを知るための最適なアルバムだと思います。
このお値段で素晴らしい曲がたくさん詰まっています!
初めはテンポのいい曲があり、中盤からピアノのしっとりした曲が続きます。
友達を家に呼んでのまったりブランチにぴったりです。
もう一つのディナー編も超お勧めです!!
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