QUO VADIS~クオ・ヴァディス 8 (バーズコミックス)
7巻末で登場した幼子イエス。去り際に涙が一筋…この理由はいずれ明かされることでしょう。
8巻で読者をびっくりさせるつもりであったろう、フレイア幼体化の本当の理由。
実はフレイアは、魔女狩りがら逃げるため、樹に生体同調して隠れた結果、遺伝子変異を起こし、生命維持ができなくなり、棺(カプセル)に組みこんだクローン再生機能で作られたコピーだった。
だけど1巻では、細胞の一つでも残っていれば、再生できる不老不死の体だと書かれていたのですが…
ヨーロッパの吸血鬼ギルドも、3世代目対応に動き出します。吸血鬼化の理由ははウイルス感染。3世代目のモンスター化を防止案は、ワクチン、遺伝子治療、抹殺の選択肢。7巻までは、4世目が出ないと書かれていたのに、8巻ではいきなり4世代目の話まで出てきます。これは伏線かそれともミス?
一番気になるのは、アテナがルーやソフィアと違い幼い姿のままであること、イエスと出会った時には、目も見え、足も動いていたのに、目が見えず、車いすを使い、吸血を必要とする今の体はなぜ?
8巻でいちばん印象に残ったセリフは、3世代目だけを抹殺するというギルドの提案に対するバートリー婦人の次のセリフ
「終わりのない不安… 永久に続く緋色の闇
それは一世代目も2世代目も同じはず…なぜ3世代目にだけ福音が与えられるのですか
どうしてすべての吸血鬼を灰にする福音の品をお作りになりませんでしたの」
イエスがこれからやろうとしていることとつながっていくのでは…
QUO VADIS~クオ・ヴァディス~ (9) (バーズコミックス)
A88から新谷かおる氏のファンですので、結構楽しみにしてます。
QUO VADISの雑誌掲載は見ていないので今現在の進捗を知りませんが、
いくつかの謎が明かされる展開で、全10巻なのかな?と思わせる9巻
でした。
娘から見るとおやじが少女漫画見てるみたいで、家庭内の評判悪いのが
難点でしょうか?
QUO VADIS~クオ・ヴァディス 5 (バーズコミックス)
心待ちにしていた最新刊ですが、謎は深まるばかりのところに
新キャラまで出てきて、ちょっと???な感じです。
構想5年!と謳ってましたが、4巻までですでに設定に
「あれ?」と思うところもあり。ここまで話広げてどうするの?と
心配になりました。次巻でちょっとすっきりさせてほしい。
でも絵は好き。往年の忍&理恵コンビ(もちろん本作中では違う名前)が
出ている限り買い続けるでしょう(笑)