夏至 特別版 [DVD]
抒情的なムードで描かれる3姉妹の物語
全体的にたんたんとした展開で進んでいくのが
なんだか一昔の映画のよう。
愛と不倫は、どこの国でも永遠のテーマなのかも
ベトナムの淡い色合いと間に挟まれる歌が
なんともゆっくりとした映画・・
もうすぐ夏至だ
「もうすぐ夏至だ」という題に魅かれて購入した。エッセー集とも知らずに。内容には繰り返しが多く、分かりやすくもあった。永田さんが研究者であることからくる、感覚的に分かる内容もあった。ときどき短歌がでてきて、歌人であることも分かった。知ってはいたが。永田和宏という人を知りたいと思う人には是非読む本であると感じた。エッセー集を編みたいという望みの結実を「素直にうれしい。」とあとがきにある。読後、そうだったのかと思った。読んでよかった。
フィンランド民謡の花束
アカペラの合唱が美しく歌い上げるフィンランドの大地と自然。素朴で、やさしくて、繊細で、美しい。とりわけ「約束された地」を求めて哀しく歌い上げる「北極星のもとに」。それは周辺諸国のパワーバランスに翻弄され続けてきた人々の切ない願いなのだろうか。そういう哀しい願いでないと信じたくはないにしても、油断しているとうっかり涙をこぼす羽目になる。それほどに心にしみる一枚。