ヴァイオリン音階教本 <小野アンナ>
バイオリンを勉強する上で避けて通れないのが音階練習だと思います。
この本はまさに音階のみを練習するための本。
しかし、買ってはみたものの、各調性の音階が並んでいるだけで
注意書きや練習場のポイントなどの記載はいっさいありません。
独習の人にはこれはきつすぎます。教えてくれる人がいることが
前提条件になる本だと思います。
高ポジションでの練習など、ある程度上達してからも使えそうなので、
★3つです。
【D+art's】バッヂ/ミュージックシリーズ
男性ですが、結婚式などへ黒スーツで出席する時に、左胸にワンポイントで付けていきます。
音楽関係のことをしているので、そちらのバッジか何かかと思われたようです。
おしゃれに見えるようで、人からの受けが良いようです。
Plantation Lullabies
リリース当時は、アシッドジャズ全盛期、
もはやアシッドジャズはとうに過去のもの
となってしまったが、
彼女のファンクカラーは時代を超えても
聞いていられる説得力を持ち合わせているため
21世紀の現在でも古さを感じさせぬものがある。
ダークなヴォイス、超横ノリのリズム、
シャープでファットなベースラインと、
ファンキーかつエレクトリックなヒップホップは
音楽通のハートを一瞬で捕らえるには十分魅力的で
ヴァラエティーに富んだトラックが収録されている。
元スクリッティポリッティのデヴィッド・ギャムソンの
サポート・プロデュースも重要な役割を果たしているのだろう。
流行に流されない永く楽しめる傑作ファンクアルバム。
セロ弾きのゴーシュ [DVD]
前のスペシャルコレクションを持っている方にはかなりビミョーなDVDですね。
絵コンテとインタビューが少し長くなっているという事なんですが。
しかし、作品的には文句なく五つ星。
また、そのインタビューもかなり内容が濃く一見の価値有りです。
前の版を持っていない方、まだ作品を見ていない方には大絶賛でお勧めします。
宇多田ヒカル UTADA UNITED 2006 [DVD]
あれっ、写真がない。歌詞カードがない。特典映像がない。パッケージのDVDは写真ではなく、プレーヤーに入れるDVDそのものです。
でもこれは買う価値の高い作品ですね。何といっても、宇多田ヒカルとUtadaの2人が出演しているコンサートライブです。
今回のライブビデオの特徴として、非常に短いカットをつないで構成されているということがあります。
前作「ヒカルの5」では、5日分の映像をつないで1曲にするという離れわざを見せた製作陣ですが、今回は1日分の映像ではありますが、マルチアングルを細かくつないで新鮮な映像を創り出しました。
むろんこのような手法はコンサートビデオでは常套でありますが、この作品では特に1つのカットが短く、視覚的に切れ味鋭く写ったところが印象に残ります。
曲の構成はとしては、初期からの有名どころがずらっと並んで見ている側は息抜く暇も無いほど、という感じです。
他の方も言ってらっしゃる通り、ほとんどのアレンジがシングルカット版と同様で、変にライブ用に編曲していないところが安心でした。
またUtadaの楽曲ですが、アメリカでの売れはイマイチと聞いていますが、私はExodusを高く評価します。アメリカ志向の曲作りであっても、楽曲に宇多田の雰囲気がはっきり出ていると感じるからです。
特に「Kremlin Dusk」がお気に入りなので、今回十分満喫いたしました。
しかし、Exodusにおける歌い方は何だか宇多田とは別の人みたい…。きっとこのアルバムでは、アメリカ国籍をも持つUtadaになって歌っているのだな。
宇多田と並べて聞くと、思わずアメリカうけする歌い方と、日本うけする歌い方の違いを感じてしまいました。
いずれにしても、宇多田ヒカルのすべてを味わえる内容、宇多田を知らない人にも是非見て欲しいライブDVDでした。