ある愛の詩
素敵なアルバムです、まるで海の中でイルカと戯れているような幻想的な世界に浸っていられます、それはまるで赤ちゃんが母親の温かい胸の中に抱かれているような安心感にも似た、心地よい感覚、それがヒーリング効果というものです、何よりも精神的にリラックス出来るし聴いていて気持ちいいアルバムです
無間地獄 上 幻冬舎文庫 し 13-1
極悪最強!喧嘩上等!などとよく落書きされていたりするが、この本はまさにそのもの。無間地獄は無限の地獄、この上巻ではその地獄への入り口までを案内しているようだ。
ここでは蜘蛛の巣にひっかかるまでの様をことこまかく書いている。まあ、でもこの新堂冬樹の体言どめのうまさはすごいです。登場人物の表情、極悪は狂犬のように、ブスはさらに不細工に、いい男、いい女はまるでギリシャの彫刻のように、すべてがきっと作者の意図する以上に想像してしまう、この文章の作り方ははまるでパティシエのよう。
それはともかく「金がないものは首がないのと同じ」という意味を思い知らされる巻だ。主役の桐生はヒーローではないが、闇を背負った強力キャラクター、それ以上の脇役にも注目です。下巻ではジェットコースターは下りにはいっていきます。
女王蘭 (祥伝社文庫)
前作「黒い太陽」の続編的な一冊ですが、はっきり言って前作をズルズル引きずってるだけです。内容的には黒い太陽にキャバ嬢の視点で描かれている部分が足されているだけです。
両者の店を潰すために全力でぶつかって、結局両者痛み分けで終わり。
黒い太陽の続編ということで、決着がつくのを期待したのですが、全くの期待はずれでした。
不倫純愛 (新潮文庫)
この作家の作品は初めて読みました。
官能小説が読みたくて買いました。
あっと言う間に読めて、想像しやすくて分かりやすかったのですが、
何だか読み終わった後に物足りなさが残りました。
それが何かというと、胸がキュンとするような切なさが無かったということだと分かりました。
この作品が悪いわけではありません。
私が求めているものとズレていただけです。