Circle Regenerated: Limited
2011年は、COBに始まり、5月にはarch enemy。メロデス四天王の
新作リリースが続きますが、その間にあって間違いなくメロデス
四天王の一角、いや、もはや四天王さえも超越したであろう、
ノーサーの新作は前作「N」の脱COB路線をそのまま踏襲、更なる
進化を遂げた彼らの最高傑作と言っても過言ではないと思います。
ボーカル、ギターのメンバーチェンジがあり、特にボーカルの変更
は賛否両論である事は把握していますが、
個人的にはかなりイイです。ペトリに比べて、安定感があり、聴き
やすい。逆にそこが面白みに欠ける部分でもありますが、
たしかな表現力と綺麗なクリーンボイスは曲のイメージにしっかり
マッチしているし、デスやスクリームが苦手な方でも入りやすい
と思います。
曲は、哀しくも激しく、そしてクサい曲が多く、なにより北欧の
叙情感溢れるメロディーラインがすさまじくいいです。
どこか「COB」っぽい感じはもはや払拭され、これが「ノーサー」
これこそが「ノーサー」という完成度は、この手のバンドが腐る程
溢れ返るこのシーンにおいて突出しています。
間違いなく、オススメの一枚!
Dreams of Endless War
このアルバムを聴いた時、あれっ?これってCHILDREN OF BODOMじゃないの?っと、思うことでしょう。COBのアルバムと言っても誰もが、信じてしまうことでしょう(笑)
COB好きなら、間違いなく気に入ります。
もし、COBよりNORTHERのほうが、先にデビューしてたら…(笑)
Voスタイルは、ブラックボイスですが、COB同様、一般ヘビメタリスナーも
きっと気に入るはず~~~
日本版ボーナストラックとして、EUROPEの《The Final Countdown》と、SKID ROWの《Youth Gone Wild》を収録!
The Final Countdownをあの声で歌われてもなぁ…(涙)
こーゆーのもアリかなっ?
SKIDは、けっこうカッチョエ~ですよ!
Norther Lullaby
著者はシアトルの都市部よりオーロラで有名なアラスカのフェアバンクスに移り住んだ時に、
そこにある自然に親しみいつしかその自然を「家族」として捉えるようになった。
本文は簡単な文章で構成されているので多少英語が分かれば理解は可能。
タイトルどおり子守唄のような、自然を愛情溢れる詩で綴ってあり、
寒色づかいの多い絵もそのタッチにより非常に暖かな仕上がりとなっている。
ネイティブアメリカンが自然を崇拝するようなイメージのある絵は
子供が楽しむだけではもったいないくらいアーティスティックだ。