わが美しき故郷よ
彼女は気仙沼の出身です。
気仙沼といえばあの夜、水と炎に蹂躙される映像を僕らは一晩中見続けていました。
彼女が親族の安否を尋ねているツイートも目にしました。
その故郷をテーマにしたこのアルバムは、涙無くしては聴けません。
アコースティックな演奏に、美しく儚いメロディが彼女の優しい声で歌われていきます。
自作曲の他、ポピュラーミュージックのスタンダードや日本の唱歌が挿まれています。
故郷の思い出を綴った自作の詩の朗読まで入っています。
途中で方言が出てくるところが良いですね。胸に染みます。
この詩と次の曲がタイトルトラックです。次の曲「教えて、ママ」でホロリ。
作品としてこういうのはズルイなあと思わなくもないのですが、作らざるを得なかったのでしょう。
このような構成を採ることに依って、コンセプトアルバムとして普遍性のあるとても美しく哀しい作品になっていると思います。
失われた故郷の情景、失われた多数の命への鎮魂と祈り。
苦しい事がたくさんあって、とても悲しいけれど、それでもやはりこの世界は美しい。
空虚な励ましや復興がどうのとかではなく、その小さくとも確かな希望からすべてが始まるのではないでしょうか。
仙台麩2本(大)
テレビで拝見して「是非食べてみたい」と思ったのと、東北応援の意味を込めて購入しました。
たまご丼と肉じゃがに使用したのですが、食べ応えがあり、油っぽくなくとても美味しかったです。
あぶら麩が汁気をたくさん吸って、味が染み込むのが最高でした。
近くのお店に置いてないので、またこちらで購入したいです!
DVD 東日本大震災の記録〜3.11宮城〜
宮城県の内陸に住んでいます。
あの日は地震直後に停電となり、夜には携帯も不通となり
当日のニュースや津波の様子は分かりませんでした。
翌日届いた新聞を見てまさかこんなに被害が大きいは、と愕然としたものでした。
このDVDには各地の津波の到達の様子が町ごとに編集されています。細かいことは他の方が詳しくレビューして下さっているので書きませんが、
迅速な避難の大切さと、津波の恐ろしさを実感できるものだと思います。
これらも大きな地震や津波は来ると言われてます。これを見た人は人事だと思わずに
避難経路の確認や備えをしてもらいたいと思います。