ドゥーム [DVD]
ゲームを原作とした映画は酷い物が多いですが、今回の元ネタであるDOOMは初代からの大ファンなので、試しに買ってみました。
結論から言うと、これは良い!
世界観などのベースとなっているのは「3」なので、「2」や「Final」までしか遊んでいない人にとっては、どこが「DOOM」なのか最初は戸惑うかもしれません。
しかし、お約束の「火星の研究所」での事件、細かい話は抜きにさっさとミッションスタートするテンポの良さなど、すぐに「ああ、DDOMだな」と思うはず。
事件発生の報を受けて、ワープ装置を使用して火星の研究所へ出撃するロック率いる兵士達。
序盤は、研究所内にある薄暗い通路や地下水道での探索がメインですが、演出などの見せ方等が素晴らしく、通路の影からモンスターが出てきた時には、それはもうドキドキ物でした。
出てくるモンスターもDOOMに所縁がある奴らばかりで、原作を知っていればなお楽しめる事でしょう。
ゲーム「DOOM3」のコンセプトでもある「敵との距離」もちゃんと考慮されており、基本的にモンスターとは接近戦がメインで迫力満点です。
終盤には圧巻の「主観視点シーン」が展開します。
まるでDOOM3をプレイしているかのような錯覚に陥りました。 これは素晴らしいですね。
ただ、カメラの動きや揺れが少々激しいので、人によっては酔ってしまうかも。
個人的に笑ったのが、研究所内にロックされているドアがあり、最初は開きません。
しかし、後からキー(に相当する物)を持ってきてドアを開けると、中には「BFG」が! 原作のファンにはたまらない演出です。
このように、原作のファンにはもちろんのこと、「エイリアン2」などのSFホラーアクション映画が好きな人にもオススメします。
ファイナルドゥーム
まず前作をやったことのない人や、1と2を普通に全クリできなかった人は絶対にやらない方がいいです。
とんでもなく難易度が高いです。
序盤からダンジョンが入り組んでおり、雑魚の強さが半端ない。
ヒーヒーいいながらやっとクリアの連続にかなり疲れます。
「ドゥーム」の楽しい要素の一つである弾幕回避の撃ち合いが強烈なので、それを求めているドゥーム大好きの方にはオススメです。ただ初心者にはオススメできません。