不眠が治る「魔法の音」CDブック―風鈴とサヌカイトが奏でる“音の入眠薬”
私は最近不眠に悩んでおり、何か対策をしなければならないと思いネットで検索した所、本書があり購入しました。本書を選んだ理由としては、他の不眠関連の書籍と違いCDが付属されている所でした。私は結構めんどくさがりな為、書籍だけだと読んで終わりになる可能性がありました。そのため、CDが付属してあれば寝る時に聞けて不眠対策になると思ったのです。
本書では睡眠のメカニズム、不眠の原因、自分でできる不眠症の対処法等睡眠に関する事を学べました。付属CDは約35分位でまだ聞き始めたばかりですが、寝る前に聞くと聞かないでは安眠に差がある様に感じました。付属CDにも収録されていますが、以外にもテレビ放送の終了後に流れている「ザーッ」というテレビの砂嵐音が不眠に効く事に驚きました。
風林火山 [DVD]
この映画は、主演・山本勘助に三船敏郎、武田信玄に中村錦之介(後の萬屋金之助)、上杉謙信に石原裕次郎・・・という、当時の日本映画界を代表するそうそうたる三人が顔を揃えた大作でした。
中でも、主役の三船敏郎の最期のシーンは、何度見ても感涙にむせびますが、特筆すべきは、やはり、その大俳優というものの存在感・・・。
三船敏郎の山本勘助は、普通、あそこまでとんとん拍子にうまく行くはずもないのに、その挙措のすべてにある重厚さで、それが、うまく行くことに、いささかも非現実性を感じさせない。
一方で、中村錦之介扮する武田信玄もまた、その存在感は誰も不平を言えないほどに、家中を圧倒していることに対しても、何の違和感も感じない・・・。
しかし、それよりも、私が特に印象に残っているのが、セリフは一切無い石原裕次郎の上杉謙信でした。
石原裕次郎扮する上杉謙信が、川を挟んで、武田軍と対峙したとき、馬を駆って行軍中に、川向こうの武田方を睨むシーンがあったのですが、見るからに映画俳優・・・って感じのやさおとこの美男子とは違う、その男臭さに、思わず、「本当の上杉謙信という人は、きっと、こういう人だったんだろうな」と鳥肌が立ったことを覚えています。
その意味では、やはり、役者の粒の大きさが、これほどまでに映画を成り立たしめるものなのかと思った逸品でした。