PowerQuest PartitionMagic 8.0 日本語版
パーティションの内容を壊さずにパーティションのサイズ変更や移動が自由にできる点が秀逸です。ただし、時間は延々とかかります。サイズ変更を行うなら、プログラムをインストールする前、データをコピーしてくる前に行うべきです。
もう1つ注意しないといけないのは、Linuxとの共存時です。Linuxのディストリビューションにもよりますが、LinuxでMBRを操作したりするとこのPartitionMagicで読めなくなることがたまにあります。これは最悪の結果が予想される事態です。異種のOSをデュアルブートにする際には、パーティション操作プログラムはかなり注意を払って使用する必要があります。これは何度もパーティションを読めなくした経験から申し上げています。
マスター・オヴ・イリュージョン
4thアルバム。リーダーがKeyなだけあって柔らかな雰囲気に包まれたアルバムです。
流れるようなメロディは、メタルというよりメロディアスロック。
今回はその辺が強く出て、スピードのある曲の数はほとんどないけどキャッチーなメロディを楽しむことができます。
アップテンポ#4などはとても爽やかできれいな曲だと思います。
残念なのは、少し高い音域が苦しそうなヴォーカル。
パワーに欠けるところがあるけども、こういった雰囲気が逆に新鮮で楽しめました。
PowerQuest Drive Image 2002 日本語版
メディアも以前と比べてだいぶ安くなってきたところで、CD-Rにある時点のOSを含めたハードディスクの内容を凍結してしまうこのソフトは時代のニーズに照らし合わせても、賢明なプロダクトだと思う。バックアップディスクがそのままシステムが健康である時のリカバリーディスクになって起動するから、正直辟易するメーカーリカバリーの拘束から解放される。また、USB2 や IEEE の登場による大容量ストレージの生産が盛んだが、そちらにバックアップをしても大概は論理ドライブとなっていて基本的にブートは出来ない。少しだけ旧モデルのPCでも基本ドライブにOSのデュアルインストールをするにも空き容量捻出に苦労するこの頃だが、その度に旧OSの安全性を保つ精神力は並ではない。健康なディスク環境をCDというフリーザーに貯蔵できるのだから、そのリスクから解放されて人は自由に創作環境を得る事ができる。
Blood Alliance
本作で10周年を迎えるイギリス産メロスピバンドPower Questの5th
キーボード兼リーダーのスティーヴを除くメンバー全員が脱退して解散の危機に陥ったものの、新メンバーを迎え入れ無事に復活。
3rd辺りから疾走感とメタル特有の重さが減少傾向にあり、このままメロスピからかけ離れてゆくものかと思われたが、本作ではメンバー構成と共に音楽性も心機一転し初期の頃のような爽やかな疾走チューン満載な作風となっている。
ただし本作ではシンセによる過度なアレンジは押さえられ、ギターの音数を増量させリフの比重を高めた事により、北欧の香りを残しつつもオーセンティックな質感のパワフルなメロパワへと変貌。
#4や#6、#8に至っては古き良きメロディアスなハードロックで、寧ろ懐かしさすら覚えるのではないだろうか。
しかしそれでもバンドとしての個性は失っておらず、高速ドラムに乗せて颯爽と疾駆する彼らお得意のキャッチーなメロディは非常に耳に残り易く心地良い。
歌メロがサウンドの軸となっていることも従来同様。
新ヴォーカルは中音域を主軸とする歌唱スタイルで、ミドルテンポ主体の楽曲での伸びやかな歌唱は非常に魅力的な良いヴォーカルだと思う。
捨て曲と呼べるような印象の薄い曲も特に見当たらないし、本作をもって完全復活を遂げたと言っても良いのでないだろうか。
ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル
ジョーカー2では対戦に比重を置いた作りのようで、そういう面では戦略の幅が広くバランスが良いと感じられます。が、ストーリー上は複雑過ぎるシステムが逆に足枷となりライトなユーザーを遠ざけている気がするんです。 例えば、スキル1つ作るために何十時間も掛けなければならないとか。そもそも雑魚モンスターをスカウトするためにスカウト専用のモンスターを作らなければまともに進行出来ないとか。 PROFESSIONAL版からはモンスター固有の特性がターン毎に発動するので(大概要らない)戦闘テンポが劇的に落ちていますし。 パッケージソフトとしてはユーザーに対して配慮を欠いていると思います。