RATMAN (8) (角川コミックス・エース 152-9)
さて、前巻の後半から日常的な出来事が綴られています。今回もファットマンのピザ店でアルバイトすることに。今回は海の家での出張販売と追うことで主人公と女性陣は喜んでいます。しかし、肝心の制服がなくて、水着にエプロンというコスチュームで接客します。そこで主人公の背中の傷に気づいたミレアの意味深なかんじとは。ゆっくりではありますが、ジャッカルとヒーロー協会の両者の関係や来歴などもそろそろ動き出しました。今後も楽しませてくれそうです。
MURDER PRINCESS DVD I
とりあえず、Gyaoでネット配信されていた訳で、拝見させてもらいました感想としましては
どう捉えるかで評価が分かれるだろうと思います。
ファンタジー作品として捉えますと脚本と展開に粗が目立ちます。
プリンセスの中身が入れ替わるのは良いとしてそこに至る必然性がもう少し掘り下げられますと、
ストーリーに深みが増して良かったんではないかと思えるのです。特に「ろけっとぱーんち」の
時は本当に駄目かと思いましたが。
しかしながら、格闘アクション作品として捉えるなら、アクション描写は実に見事。
各種広告媒体で流れるのがOPなのでOPに自身があるのだろう事が伺える訳ですが、特にその
カメラワークから中割の割り方まで卓越している。
少なくとも作画的な問題で不平不満が出る事は無いだろうと思えます。
全体を通してみますと一般的なOVA作品としてのクォリティはファンタジーアクション作品と
して満点とは言えませんが「かなり高い水準」にあるとは思えます。
RATMAN (5) (角川コミックス・エース 152-6)
この巻では、以前登場したファットマンがいきなり登場します。ファットマンが営むピザ店の前にハンバーガーショップが開店して客を奪われるファットマンの店、ピザ・ファット。然しそのピンチを救うのはある意外な人物だった。そして、修斗の妹が登場して1話費やします。この巻ではアンドロイドが登場したり、ミレアの過去が明らかになっています。この巻だけ読み出すとグルメマンガみたいになっていますが、ちゃんとジャッキーが出てきてオチをつけてくれています。何気なく登場するアンドロイドがどこかで見たような感じがしますけど。まあ、著者は以前にその販売元の作品のコミック作品を書いていましたけど。
今回は派手なアクションシーンはありませんが、その分周りの人間模様に割かれている点は評価できます。