ウィルコ・フィルム [DVD]
内容は前の人が書いてある通りです。
いいものです。
減点理由は字幕についてです。
基本的に歌詞と特典映像に字幕がついていなかったので。
日本語字幕を売りにするのであれば徹底して欲しかったです。
プレミアがついて若干高くなっていますね。
平成23年7月現在タワーレコードに再販(?)したのか入荷していますので、
そっちだと勿論定価で買えます。
フジロックでウィルコを見て欲しいと思う人が多数出てくるのではないかと思いまして、
一応書いておきました。
I Am Trying to Break Your Heart [DVD] [Import]
ただの音楽ビデオの域を超えた、素晴らしい音楽ドキュメンタリー映画。
実際に数ヶ国の2002年の国際映画祭に招待されている。
主役は勿論、Jeff Tweedyその人。素晴らしき才能の持ち主。
冒頭、車からのシカゴの街中の景色をバックに、流れるのは
「I'm trying to break your heart」
その車を運転しているのはJeff、向かうのは仲間が待つロフト。
そこで、後に'Yankee Hotel Foxtrot'と名付けられ、多くの人の
心に届き優しく潤すアルバムを、仲間と共につくるのだ。
そこには、一筋縄じゃ行かないリアルなドラマがある。
僕らが人生で直面する様な、人と人との関わり、一対一の交わり。
嘘の無い生き様を音楽と言う音で記す男たちの、消えない記録。
Ashes of American Flags [DVD] [Import]
※このDVDはリージョンフリーです。地域コードを気にせず購入して下さって大丈夫です。
昨年のUSツアーの様子を収めたライブDVD。
凝った編集やギミックなどは(多分)無く、割とストレートなライブ作品に仕上がっています。
リハverでのタイトル曲こそ独特の緊張感があるものの、全体的に演奏はリラックス目でしょうか。
アイドルライブ張りのブラジャー投げなんかもあったりで。
やれJay BennettがいないWilcoはWilcoじゃないだとか、Nels Clineは弾き過ぎじゃないかだとか、
未だに世界中のファンの間で熱い議論が交わされているみたいですが、
(実際、僕もNelsにイマイチ馴染めていなかった一人でした)
このDVDを見れば考えが変わるかもしれません。今のWilcoの音はこの面子でしか有り得ないのでしょう。
ライブCDであるKicking〜を聴いた時点ではどことなく違和感を感じさせていた現在のバンド体制が、
今作ではまるで数十年来のメンバーのように一体となって曲を輝かせています。
You Are My FaceもMondayもWar On Warも、まるで同じメンバーで作った曲であるかのように・・・。
「バンドが生み出すケミストリー」というような言葉はこういう時の為にあるものなのではないでしょうか?
また、今作収録のライブ音源がそのまま256kbpsのmp3ファイルで無料ダウンロードできるのも素晴らしいです。
MRO以降、一向に来日する気配が無い彼ら。
日本のファンにとってこういったライブDVDは非常にありがたいのですが、
本当にそろそろ単独公演、もうすぐ発売の新作を引っさげてお願いします。
5/25追記:Jay Bennettが急逝・・・公式でジェフのコメントが読めます・・・RIP
Billy Bragg & Wilco - Man in the Sand (The Making of "Mermaid Avenue") [VHS] [Import]
Billy BraggがWilcoと共同制作した、名盤MERMAID AVENUEのメイキング映像です。輸入盤のため詳しい内容が解らないのが、やや難点です。
DVDで映し出されるBillyの姿は、真摯でかっこ良く、真面目に一生懸命メッセージを歌うパンクそのものです。(若さ、激しいビート、過激なファッション‥‥だけでパンクかどうかなんて、評価しないで欲しい。)
今までの日本においてのBillyの評価、知名度は恐ろしく低かったと思います。Wilcoと組んだことで、初めて名前を知った人も多いでしょう。再評価が高まってきて、初期の作品が国内盤として再発されたことは、すごく意義があったと思います。
出来れば、このDVDも国内産を出して欲しいです。輸入盤ですら、これだけ良い内容ですので‥‥。正確な内容を知ってみたいという思いが強いです。
Wilco (The Album)
zeppのライヴに行ってきた。
もう何回サブイボを発生させられたかわからん。笑
素晴らしかったですねー。
で、このアルバム。
まあ、地味だろう。
ここ最近のシーンでは明らかに浮いてるさね。
わからん人にはさっぱりでしょ。
俺がメタルの良さがわからんのと同じか。
ちなみにオリコンで95位だからしい。(米では4位だったかな?)
ちょい悲しいね。
オルーク色はネルス(Gt)の前回からの加入によってある意味発展してる。シンセの不協和音とかはないけど。
彼とパット君(Key,Gt,Vo,Perc)の功績はやはりでかい!
ジョージハリスン的なサウンドの水面下で緻密なアレンジが息づいてます。
やっぱり他のバンドとは一線を画しているね、ウィルコ。
たくさん聞けば脳内でループが始まる(彼らのアルバムは全部そう)ので、それまで聞き込んで欲しいっすわ。
とにかく、Wilcoグッジョブです。