東京S黄尾探偵団 俺たちは天使じゃない (東京S黄尾探偵団シリーズ) (コバルト文庫)
「ますます暴走を続けるやつら!!」と言うようなコピーが入りそうなこの作品。「魔都に鳴く~」の次に暴走しちゃってると思います。
兵悟の兄もようやく出てきますし、途中までは凄くじぃ~んとくる(兵悟が車の中で叫ぶところが特に)のですが、そこはえすきび、ラストはかなり強引に持っていってくれます。
カーチェイスや殴り合いなどが見所ですかね。
興味がある人へ。お勧めですので、一度読んでみては如何でしょうか?
俺たちは天使だ!NO ANGEL NO LUCK 新OP主題歌 Beat call the moment
2005年からスタートしたU_WAVEですが今シングルでは初期メンバーより入れ替わり後のニューシングルとなりました。曲は配信リリースを中心としてきたU_WAVEなのでCDシングルとしては3枚目ですが今回はDVD付きで新メンバーでの映像収録されています。
U_WAVEのコンセプトの一つでもあるポエムを(作詞も)担当されていた森雪之丞さんとUTSUとも付き合いの長い、作曲&ベース担当の石井さんの脱退もあり、そして今年は土橋さんが新しいメンバーと別のバンドを結成するなど、どうなるかと思っていましたが無事に新曲が出てまずは良かったです。
さて曲の方ですが2曲とも土橋さん作曲です。
タイトル曲は突き抜けるようなビート感溢れる曲となっています。音的にはデジタル音がメインですがギターやベース音も負けていません。UTSUのヴォーカルも、さわやかに歌いあげている感じですね。
カップリング曲の方はアルバムのラスト曲にも適してそうな余韻の残る曲と感じました。
2曲とも、これからのU_WAVEの方向性を示す曲とも思います。
あと、UTSUつながりで…
'80年代の同時期にUTSUは「TM Network」のヴォーカルとして土橋さんは「レベッカ」で作曲やキーボードを担当していた2人が「U_WAVE」として活動しているのはなんとも不思議です。
小室さん著の本「罪と音楽」にはTMが売れてない時期、REBECCA IVが売れた時に小室さんも関心を示していた旨の話がありました。本からは意外に国内のアーティストにも色々と関心を示していた事が理解できました。小室さんにもUTSUがTMとは違う音楽でがんばっている所を見て聴いてもらい何かを感じて欲しいですね。
そして是非、UTSUらと共に新しいTMの音楽も届けて欲しいと思います。
最後にDVD付きでも定価が少し高いので評価は☆一つ減です。
ザ・テーマ~日本テレビドラマ主歌集70年代
1の「さよならをするために」から、15の「ロンリーマン」まで、ハズレなし!「僕にまかせてください」のような隠れた名曲が収められているのもうれしい。
個人的には「前略おふくろ様」のテーマソングが懐かしくて涙もの。70年代のテレビドラマの充実ぶりを示す音楽であり、なにより「前略おふくろ様」のようなドラマが現在見られないことが確認できて腹立たしい。
全体的には80年代以降には消えていった「大人な感じ」を堪能できる。特に「大都会」パート1のテーマソングにそれが如実にあらわれている。鈴木茂の「バンドワゴン」みたいにかっこいい。大野雄二による「大都会」パート2のテーマソングと、聞き比べると、山下毅雄の「ルパン3世」と大野雄二の「ルパン3世」のテーマソングの違いに対応しているのがわかる。1977年あたりで音楽の質感は明らかに変わった。
柳ジョージの「祭ばやしがきこえる」の渋さはまぎれもなく、70年代のものであるし、SHOGUNの粋な大人のセンスも、80年代には傍流に追いやられていた。「さよならをするために」「冬物語」といった曲は、70年代前半の歌謡曲のクオリティーの高さを証明している。
もう少し欲を言えば、「いろはのい」のテーマソングと「俺たちの朝」のテーマソング(松崎しげるが歌っていた)が収録されていれば、なおさら良し!であった。
俺たちは天使だ! MUSIC
当時、あの「探偵物語」も「俺たちは天使だ!」も音楽は、SHOGUNによるものでした。沖雅也、神田正輝、多岐川由美、柴田恭平、そして、いまた『たてもの探訪』で活躍中の渡辺篤志さんが、NAVIという役柄で出ていました。『♪運が悪けりゃ死ぬだけさ~死ぬだーけ~さ~♪』っていう、ノー天気なテーマ音楽がカッコよかったですね。そろそろCATVでも放送してくれないかな?大好きな番組でした。
牙狼 5 [DVD]
魔獣ホラーの血をあびし者、100日後に死ぬ・・・ホラーの血をあびたカオルを助けようとする鋼牙の闘い。阿門法師が殺され、弟子の邪美が登場する。果たしてカオルは生き延びる事が出来るのか?第17話「水槽」、第18話「界符」、第19話「黒炎」、第20話「生命」の4話を収録した「牙狼<GARO>」第5巻である。話の流れを知るためにも1巻から買い求めるのが望ましい。タイトルはカオルの台詞である。とにかく先が早く見たくなる。一応1話完結なのだが、うまく次へつなげる話の持って行き方がとても良い。出来れば1巻から7巻まで買って見てほしい。映像特典として「MAKING OF GARO」が見られます。2010年秋公開の3D映画「牙狼」をご覧になる際の下準備にぜひ見てほしいと思います。