Mac OS X Hacks―プロが使うテクニック&ツール100選
Mac OS Xの渋い各種設定、ハックが紹介されている。自分のラジオステーションを作る方法(Hack 26)、iTunesをAppleScriptとPerl経由で操作する方法、さらにはmod_perlを使ってApacheでiTunesのコンテンツを公開したり操作する方法(Hack 28)、AppleScriptからシェルスクリプトを実行する方法(Hack 63)、各種サーバ(Apache, MySQL, WebDAVなど)の設定方法は役立った。決して初心者向けでも万人向けでもないと思うが、他人とはひと味違うことを試してみたいという読者には楽しめるハックが多いと思う。
THE BEST COMPILATION of LUPIN THE THIRD 「LUPIN! LUPIN!! LUPIN!!!」
おなじみ「ルパン三世のテーマ」のメロディーがいかに優れているのかが再認識できる名企画。
異なるアレンジで味付けされた様々なテーマは、並べて聴いてもどれも甲乙付け難く魅力的。
このCDにしか入っていないピアノソロバージョンは、ファンなら必聴!私はこれが欲しくて買いました。
頭文字[イニシャル]D THE MOVIE スタンダード・エディション [DVD]
ある程度、予想はしてたけど、ジェイ・チョウやエディソン・チャン、ショーン・ユー達が、日本語しゃべってる時点で、なんとなく違和感がある。だけど、そのうち慣れ、なぜかモロ演歌の安っぽいBGMが、心地よさに拍車をかける。(笑) 日本のコミックの実写化は、これくらいトリッキーな手法じゃないと、うまくハマらないのかもしれない。香港・台湾チームのキャスティングが、上手くフィルターになっていて、返ってフィクションを納得できる。それにしても、豆腐屋の主人(主人公の父親)を演じるアンソニー・ウォンが、最高!!
見せ場であるカーチェイス・シーンについても、チューンナップを施したスポーツカーを操り、CGを使うことなく迫力のドリフト走行や“溝落とし”をはじめ魅惑の超絶テクニックを披露、多くのアクション映画で撮影を手掛けてきたラウ監督ならではのカメラワークとの相乗効果で臨場感溢れるレースシーンが鮮やかに再現され、ハラハラワクワク感は相当なものでした。
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原作とかアニメとかと比較するのはこの際愚行です。
香港映画でキャストは大体中国人なのに、本当に榛名山に行ってロケを敢行してるとか、
エンペラーの須藤京一役の人だけがなぜか原作そっくりとか、
その須藤のランエボがデコトラから搬出されるとか・・・
群馬と荒川以北の埼玉に少なからず縁がある人なら、マジでニヤニヤしながら見られる内容です。(須藤好きなのでほんとおもしろかった)
バトルのシーンはほんとによくできてるので、一見の価値はありますよ。
これで日本語吹き替えがアニメの人と同じだったら神認定だったんだけど・・・・
エスケープ(紙ジャケット仕様)
大御所ギタリスト・森園勝敏が自らのバンド『Bird's Eye View』とともに製作した力作。
この時期の森園氏はナベサダやジョージ川口らと共演したりと、ジャズへの傾倒を見せていた時期。
それを見事に形にしたのがベン・シドランの名曲「キャディラック・キッド」のカバーだ。
ベン・シドラン必殺のリズムとも言うべき連拍のリフレインを生かしながら、テーマ部分を4ビートに作り変えたアレンジは絶妙で、白尾泰久氏のサックスともども“名演”とも言うべきプレイを聴かせてくれる。この曲は当時フュージョンからジャズ寄りの演奏をしていたこのバンドのメインの楽曲であり、ライブでも大喝采を浴びていた曲でもある。
またしっとりしたボーカル曲も秀作揃いで、森園氏の充実ぶりが窺われる。コーラスを担当した当時の中村哲の奥サマ・中村裕美子の存在も光っている。もちろん森園氏の泣き節ギターも絶品だ。
ジャズ・フュージョンのバンドの割りにはドラムが若干カタい感じがするが、バンドのまとまりも非常に良く、全体的に落ち着いたムードて統一された非常に丁寧な作りのアルバムだと思う。
ちなみにこのアルバム、スイング・ジャーナル誌の人気投票で3位にランクインした実績を誇る。
あの四人囃子で縦横無尽にギターを弾きまくっていたロック・ギタリストのソロ作とは思えない現象として、当時は大いに話題になった作品である。間違いなく日本のジャズ/フュージョン界に足跡を遺した名作中の名作。