Reply~MAMI AYUKAWA 25th Anniversary Best Album~(DVD付)
単に懐かしのアニソンを聴きたいだけなら、他にいくつか発売されている安価なベストでも充分だと思います(この御時世ですから、お金は大切です)。しかし、鮎川麻弥さんの素晴らしい歌声を聴きたい方や、とかく薄っぺらと誤解されがちなアニソンを、より深く聴いてみたいと思っている方には、こちらをお勧めします。
鮎川さん作詞作曲の「Reply〜再会の時〜」(デビュー曲「風のノー・リプライ」のアンサー・ソング)と「夕映え」(夕方、沈みゆく太陽の光に照らされて、物の色がかえって鮮やかに美しく見えるという意味)の新作2曲も収録されています。特に「夕映え」は、デビュー当時を知るファンには涙ものです。
エルガイム -Time for L-GAIM-/風のノー・リプライ
今では血管切れそうな高音で歌っている曲はたくさんありますが、私が初めてそんな高音に出会ったのはこの歌ではないでしょうか。
ラストの「エルガ~イム」は一般人にはまともに出せる人はいるのでしょうか。この歌は音域が広すぎます。
でも、はじめの一音でわかるほど好きな歌です。
機動戦士Zガンダム SPECIAL
懐かしく思い出したのが最近で、気にかかっていた音楽を手に入れた。2枚目のディスクに収録された「20 終結-水の星へ愛をこめて」が、その曲で、この曲のために購入した。「ニール・セダカ」が作曲し、切なく悲しい物語が幕引きされる場面に余韻を残すこの曲は、あるとき、あるところで、人生を終えた故人を送る際のBGMに使われていたのだった。
音楽としては、「BGM集」や「交響組曲Zガンダム」がまとまってはいるものの、この「SPECIAL」は物語の各場面を網羅しているところが貴重で、是非ともコレクションに加えておきたい。
このCDを聞くたびに、感動が「難破船」をしっかりととらえて離さないだろう。
GUNDAM SINGLES HISTORY
ラインナップもきちんと主要曲は収録されていますし、音もそれなりにいいです。安い値段でこれだけの名曲の数々がきけるのなら充分買うだけの価値はあると思います。作品の世界観を活かして作曲をしている渡邉、松山、井上、馬飼野氏などの優れた才能に聞きほれていただきたいですね.