愛してると云って DVD-BOX
とにかくヨム・ジョンアがうまい。
若くして社長の座にある女。キム・ソンスとは大人の関係。
しかし、心は満たされていない。
20歳前後の初々しい恋を経験しないまま、一気にここまで来てしまった女。
キム・レウォンの屈託のない笑顔に、まるで「少女」のように、恋をしてしまう。
キム・レウォンとお似合いの幼なじみの彼女(ユン・ソイ)への激しい嫉妬。
この気持ちが私には痛いほどわかる。
そして、策略によって、純なキム・レウォンを自分のものにしてしまう。
こうして若いふたりは引き裂かれた。
キム・レウォンが痛々しい。
嘘を重ねてまでキム・レウォンを手元に置こうとする、我執の女。
彼女をそうさせたものは、過ぎ去った10代20代という時間を取り戻したいという思い。
邦題「愛してると云って」より、原題「愛してると言ってくれ」の方が
このドラマにふさわしい。なぜなら、「愛してると云って」では、
女ことばゆえ、ヨム・ジョンアかユン・ソイに限定されるからだ。
韓国語の「サランハンダ マレジョー」(愛してると言ってくれ)は、
男女を問わない。
私には、このことばがキム・ソンスとヨム・ジョンアふたりの心の叫びに聞こえる。
自分をほんとうに愛してくれているのは誰なのか。
そして、自分が愛すべき人は誰なのか。
ドラマを見終わったとき、現実の自分にも、その問いかけの答えがわかるだろう。
TCP/IP Illustrated, Volume 1: The Protocols (Addison-Wesley Professional Computing Series)
TCP/IPのコアとなるプロトコルの解説本。TCP・UDP・IP・ICMPといった中心的なプロトコルからアプリケーションレベルのDNSやDHCPの他に、セキュリティまでを取り扱っている。本書の特徴は、Wiresharkによる画面を使った説明が多い点と、各章の最後に付属するReferencesが充実している点である。
IPv6に関しては、国内の大学の「先生」が執筆したネットワークやTCP/IPの教材にありがちな、取って引っ付けたような貧弱な内容ではない。IPv6ありきの前提で執筆されているため、IPv6の情報が随所に散りばめられている。
アプリケーションレベルのSNMP・SMTPやOSPFなどのルーティングプロトコルの項目までは無いのが残念であるが、1000ページの分量でコアとなるプロトコルは詳細に扱われている。詳細な解説と圧倒的な情報量であるため、本書が1冊あれば類似した本を何冊も購入する必要はない。
愛していると言ってくれ BOXセット [DVD]
面白いドラマが沢山あった(と、よく聞く)90年代。
その中でも「代表的」と言える一つに、文句無く入るだろうなと思える作品。
ちょっと心を閉ざした聴覚障害者の青年と、健常者である女性との出会い。
そして気持ちを伝える為に努力して、彼と話をする為に手話も勉強したり、
少しずつ少しずつ距離を詰めていくのが丁寧に描かれた序盤のストーリー。
もうこの設定にした時点で、「勝ちドラマ」は約束されてたような気がします。
この温かい序盤を見てしまった人はもう、
続きが気になるに決まってるよなーと思う。
流れとしては、くっ付いては離れ、離れてはまた仲直りするみたいな、
結局は恋愛ドラマの王道といえば王道だし、
中盤〜終盤の紘子の異常な嫉妬の連続は、個人的には好きではありません。
別に結局は浮気したわけでもないのに、
すぐに疑って嫉妬して泣いて取り乱して…という場面がちょっと多過ぎる気がします。
もう少し、別のエピソードで埋めてもいいのにと思いました。
一つ挙げるならば、自分の事を捨てたお母さんが今さら上京する回。
始めは会うのを拒絶してたけど、やっぱり最後は、
10歳まで育ててくれたお母さんを想って、猛ダッシュで駅に走っていって、
新幹線の窓越しで泣いて謝るお母さんをニッコリ笑って許して、
お母さんに優しく語りかける回なんかは、
見てるこっちも泣いてしまう素晴らしい脚本だと思いました。
女性からの「抱かれたい男」でもトップクラスに位置していた、
当時30代半ばの豊川悦司のルックスに、ドリカムのLOVE LOVE LOVE。
この主題歌の馴染みもまた抜群で、もう全てが上手くいってしまったドラマですね。
個人的の評価としては上記の部分で星は4つなんですが、
これが万人に対してお薦めできるドラマだという事は、間違いありません。
本当に素晴らしいドラマでした。
愛していると云ってくれ
中島みゆきの中でも非常に好きな一作。
初期中島みゆきの集大成的印象。
フォーク・カントリー調の雰囲気を離れ独自の世界観、ワールド
の確立へと向かう中での作品という印象。
学生運動の気配を色濃く感じさせる「世情」は名曲。
私自身が最も好きなのは、なにかしら情景が目前にうかんでくる
ような「おまえの家」。間奏のギターを譜面を見ながらコピーし
たのを思い出します。
愛してないと云ってくれ (シャレード文庫)
攻の斑目がエロいです。
ヤッている時の発言が、ヤバいです。坂下先生も、なんだかんだいっても、エロいです。
完全に流されちゃっています。流されていますが、それは、エッチの時だけ。
普段は、かなりの男前。良いです。
女々しくない受は、大好きです。
続編も出ていますので、是非皆さんにも読んで欲しい作品です。