Perverse Recollections of a Necromangler
Waking the Cadaverの1stアルバム。
ヴォーカルはDevourmentなどのヴォーカルと同じ系統のガテラル・ヴォイスで、豚の鳴き声風の声、それと「ピィーピィー」というような感じの高音の声も混ぜています。
「フゴフゴヴィ・・ヴィ・・・」な感じの豚の鳴き声風の声は不快感があるので、スラミング・ブルデスなどを聴いた事が無い人は試聴したほうが良いと思います。
曲はファスト(ミドル)パートからビートダウンして落としています。
破壊力のあるブラストは主にファストパートで炸裂(11「I Know The Insides Of Women」の最初のブラストは強烈)。
不快感、破壊力のあるブルータルなアルバム。
アルバムのトータルタイムは短めですが濃厚に感じました。
ベーカリーは罪深い ダイエット・クラブ1 (ランダムハウス講談社文庫 ス 5-1)
と、思っていたところで目についたタイトル。
と云うか〈デブ ファイブ〉の文字(読み始めるまで、デブ ファイトだと思っていました。しかも、表紙の主人公、おばちゃんだと思っていました…)
そんな、なんとなくな感じで買った本書ですが、これが予想外に面白い。
正直、コージーミステリーって、似たり寄ったりだな〜と思っていましたが、これはなかなか個性的。
飛び抜けて、頭脳明晰でも沈着冷静でもない、人間味(とお肉)が溢れすぎる登場人物。
頼りになるのだかならないのだか分からない主人公。とダイエット仲間たち。
一番のお気に入りは、実は主人公のお父さん。次作では、もう少し絡んで欲しいです。
彼(とデブファイブ)が美しく痩せるまで続くのでしょうか?
シリーズ物と云う事で、星4つ。
私もローカーボダイエット、試してみたくなりました。
Stiff: The Curious Lives of Human Cadavers
本当なら、少し想像するだけで、ここに書かれているように、死体(=献体された遺体)が生き生きと活躍している世界が密かに世の中に展開していることは、当然のことに過ぎないのかもしれない。どれほどがんばっても、人間の身体の代わりは人間の身体にしか出来ず、生体を使えないのなら死体を使うしかないからだ。しかし(日本では欧米以上に)死体を見せることは、性的なもの以上に禁忌感が強いので、我々が日常生活でこのような世界を垣間見ることはほぼ確実にないし、普通の神経の持ち主なら「恐れ多さ」や「不謹慎感」も手伝って、知りたいとも思わないのだろう。しかし、少し想像力を働かせるだけで、死体がこのような役割を果たすことでどれほど多くの人々を助けているのかも明らかなのだ(そうは言っても、アメリカには、犯罪被害者の死亡時刻推定のために、実際に様々な状態/場所で遺体を腐敗させる研究所がある、というのはかなり驚くが)。
作者が実際に突撃取材をしたルポ(かなり笑える)と古今東西の(これまたなかなか笑える)引用の数々が絶妙のバランスで、この本を他の「死体についての本」とは一線を画したものにしている。少なくとも、ほとんどの読者にとっての「あなたの知らない世界」が展開されていることだけは、お約束できるだろう(さらには、笑える読書体験でもあるし、非常に教育的でもある、最後に献体の仕方も書いてある)。
翻訳も出ているが、表紙や各章の扉の写真など遊び心は原書の方が数段上。それにしても、日本の遺体事情はいったいどうなっているのだろう?同じ内容の本を出すにしても、はるかに真面目なものになってしまうのではないだろうか。
Vertigo
JOHN5のソロアルバムVERTIGO、ついに出ましたね!内容は、マリマン在籍時に作っていたようなヘヴィーなものや、逆にマリマン在籍時には聴くことの無かったカントリー系の曲などJOHN個人の趣味が色濃く出ているアルバムに仕上がっています。それにこのアルバムはボーカルなしなので、かなり速弾きなど多用してJOHNのギターテクも十分に知ることができます。感覚的にはJOHNのギターソロをずっと聴いてるような感じです。なのでJOHNのファンの方、ギターやってる方にはオススメですね。
Stiff: The Curious Lives of Human Cadavers (Alex Awards (Awards))
本当なら、少し想像するだけで、ここに書かれているように、死体(=献体された遺体)が生き生きと活躍している世界が密かに世の中に展開していることは、当然のことに過ぎないのかもしれない。どれほどがんばっても、人間の身体の代わりは人間の身体にしか出来ず、生体を使えないのなら死体を使うしかないからだ。しかし(日本では欧米以上に)死体を見せることは、性的なもの以上に禁忌感が強いので、我々が日常生活でこのような世界を垣間見ることはほぼ確実にないし、普通の神経の持ち主なら「恐れ多さ」や「不謹慎感」も手伝って、知りたいとも思わないのだろう。しかし、少し想像力を働かせるだけで、死体がこのような役割を果たすことでどれほど多くの人々を助けているのかも明らかなのだ(そうは言っても、アメリカには、犯罪被害者の死亡時刻推定のために、実際に様々な状態/場所で遺体を腐敗させる研究所がある、というのはかなり驚くが)。
作者が実際に突撃取材をしたルポ(かなり笑える)と古今東西の(これまたなかなか笑える)引用の数々が絶妙のバランスで、この本を他の「死体についての本」とは一線を画したものにしている。少なくとも、ほとんどの読者にとっての「あなたの知らない世界」が展開されていることだけは、お約束できるだろう(さらには、笑える読書体験でもあるし、非常に教育的でもある、最後に献体の仕方も書いてある)。
翻訳も出ているが、表紙や各章の扉の写真など遊び心は原書の方が数段上。それにしても、日本の遺体事情はいったいどうなっているのだろう?同じ内容の本を出すにしても、はるかに真面目なものになってしまうのではないだろうか。