Ronin
「RONIN」とは、もちろん「浪人」のこと。
これはアメコミ界の鬼才・フランク・ミラーが、日本の名作劇画『子連れ狼』にインスパイアされて描いた、SFサムライ・コミック!
中世日本で主君を悪魔に殺され、「ローニン」となった侍が、近未来のアメリカに転生し、生体コンピュータと手を握った悪魔に再び戦いを挑む・・・。とストーリーだけ聞くと支離滅裂なキワモノのようですが、実は物語・作画共に緻密に計算された、アメコミ史上に残る大傑作です。
劇画の構図やコマ割りを大胆すぎる程に導入し、まさにミラーはやりたい放題、才気走っています。今の日本マンガからは廃れてしまった表現形式が、アメコミの中で新鮮な輝きを放っているのは、かなり衝撃的です。
例によって、ヘンな日本の描写が出て来ますが、読み進む内に、「これも実は意図的な仕掛けなんじゃないか?」と思えてくる辺りは、やはりミラーの天才の為せる業。
80年代以降の日本マンガ・ジャパニメーション等に影響を受けた現在のアメコミ以前に、70年代劇画の影響の下に生まれたアメコミが在った。アメコミファンだけでなく、むしろ日本のマンガ読者にこそ読んでもらいたい。
ひとづま (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
独自のキャラ絵・センスに定評のある『かるま龍狼』先生の単行本です
タイトルにもあるように今回は主に、年上・人妻がメインの話となっています
表紙絵と作画に大きな落差はありません。むしろ掲載されている近年の作品は
表紙にさらに著者独自の画風がプラスされ、よりいやらしい雰囲気が増しています
基本的にヒロイン位置の女性は巨乳が多く、3P・4Pとからみがある場合には
貧乳ロリ系もあり。ただし貧乳系の女性のからみ表現はほとんどありません。
また注意点としては、2007年〜2011年と幅広く掲載されているせいか、
若干作画が異なっている作品があり、後半3話は人によりますが前半の話に比べ、違和感を
感じるかと思います。
以下で簡単な内容紹介をしています。よろしければどうぞ
全て1話完結になっています
・とある事情から仲良くなった人妻のサキさん。主人公が彼女にフラれたと話したところ・・
・田舎の旅宿で深夜にエロ番組をみる主人公。盛り上がっている所に酔っ払った女性客が
乱入してきて・・・
・娘と一緒に海にきた人妻さん。恥ずかしい水着をきた自分に欲情した娘の友達である主人公に
慰めていたら自分もその気になってしまう。
・娘の幼馴染を誘惑してしまう人妻。
・一人暮らしでの初めてのクリスマス。パーティーに呼んだ女友達といい雰囲気になり・・・
(一応3P)
・主人公の下宿先のお風呂に覗きが!対策としてお風呂の中で見張りをすることになった主人公
だったが、外よりも中が気になり・・・(下宿先ママさん・娘・同居人の3〜4Pあり)
・謎の女性と海へ。そのまま海岸でHするがその正体は。
・年上の女性の部屋に誘われた主人公。いいものをみせてあげると言われた部屋のその先は・・
・主人公が深夜に台所に佇むには理由があった。そしてそこにやってくる幼馴染・後輩・未亡人
近所のお姉さん。彼女達がいつも注文するものとは。
・雨漏りが多い主人公宅。手伝いにきた兄嫁の濡れ姿に欲情した先には・・・
・お互い結婚した幼馴染が秘密基地で再開。昔のHな遊びを思い出して
・兄嫁が何故か自分の部屋で寝ることに。その理由は(作画に違和感あり)
・真夏にエアコン・扇風機が壊れ、最後にカップルが行き着いた先は・・・
・胸が勝手に揺れてしまう病気に感染したヒロイン。そのままHすることに
オオカミ少女レオナ-野性崩壊白痴狂育-
攻略キャラは二人ですが…幼なじみはオマケ程度…メインヒロインはプレイが豊富です、選択肢によってヒロインが成長したりするのが面白いです、ヌキゲーに最適かと…メインヒロインの声優さんが頑張ってます
日本経済・今度こそオオカミはやってくる
どうして震災対策がこうも遅れるのか,
どうして大企業の海外移転を食い止められないのか,
どうしてこの時期に増税なのか,
前代未聞の経済混乱を収束させた産業再生機構の最高執行者と,時の経済財政担当大臣の2人がリアルに,世界・厳しい現実から見た日本の政治経済の現状分析と未来予測をしている.
末端に責任を負わせる震災時の政府の業界への「お願い」もからめ,その内容は非常にリアルでわかりやすい.
ただし後半には,前半に日本の政治家一般の習性として批判した小泉首相のよいしょ,若者向けの人気取り発言と思しき部分があり,前半の鋭い分析がやや鈍っているように感ずる.
いずれにしても日本はグローバル経済の中で生き残るために,さらに格差が広がることは間違いないようだ.しかしその先には何があるのか?グローバル化と経済平準化の先にあるものは?これから先は若い世代が考えよということのようです.
頭のいい人は,日本の組織の抱える責任回避:リーダーシップの不在という問題,改革に対する抵抗勢力の扱い方,政策を可能にする法改正の手続き等,すべてわかってるんだなあ,その上でものをいっているのだなあ・・・という感想を持ちました.
一方,マスコミはよく解ってないくせに政策には口を出すなという論調が見られます.現状のマスコミは確かに勉強不足・感情論中心・政権の足を引っ張ってばかりで将来を見据えた実現可能な建設的な提言がほとんどないという負の側面が大きく,こう言われても仕方がない面はあります.しかし政策の番人たる非常に重要な役割を果たす記事を書いているという,志ある部分もないわけではありません.
いずれにしても政治・経済における日本の厳しい現実をリアルに一刀両断する,わかりやすく身につまされる内容です.一読をお勧めします.
だが、ちょっと待て,確かに現状分析は鋭く論調には切れがあるが,この本は最終的に自民党政治肯定や官僚政治の復活をすすめている,あるいはアメリカが主導するグローバル経済追従をすすめているだけなのではないか?アメリカと対等は無理にしても、アメリカに対してしたたかに対応することはできるはずだ。また後手後手の行政機構を改革する提案もない。日本国家としての大計はここにはない。
読みようによっては、賢い俺たちが最良の手段を取ってきた、無能な俺たち以外は黙ってついてくればよいのだ、と言っているようにも取れる。そうじゃなく本物の愛国者、プロの力を結集して国家の大計を図るように持っていけないもんですかね。
大神絵草子 絆 -大神設定画集-
和綴じ本風の表紙に加えて、本文の合わせ目にも紐が描かれていて感激しました。
頁数や年月日が漢数字なのも素敵です。
スタッフさんが、勝手に描いておられたという漫画が面白いです。一読の価値は有ります。