イリスの庭―自然が続くパリのガーデニングものがたり
パリの裏庭。小さいころ遊んだどこか懐かしい庭。ガラスの覆い,ペンキの落ちかけた小さな食器棚,枝につるされたカリオン,お盆に盛られたビロードのようなこけ。フラスコに並べられたアイリス,バスケットの中のオールドローズ。植物とがらくたたちの見せる小さな世界。イリスの庭へようこそ。全ページオールカラーの写真入。
愚者の庭(JARDIN AU FOU)
ローデリウスにとって2枚目のソロアルバムになるのだが、これがかなりの傑作アルバムである。
クラスターやハルモニアのいいところを受け継いで、更にはTDのペーター・バウマンがプロデュースしているのだから、確かに悪かろうはずもない。
曲はクラシックのピアノ練習曲などをモチーフにしながら、それを料理していくのだが、詩的かつ抑制の効いた叙情性もあり、そこら辺のバランス感覚が実に上手く成功しているので、様々な聴き方ができると思う。
サーカス団の音楽のようなアレンジも何か不思議な懐かしさと感じさせるから、このアルバムを知っている人の評価が何れも高いのは、頷けるところだろう。
ブライアン・イーノとはまた違ったアプローチの環境音楽的要素が、クセになるような好感を持たせる。
小難しいとこは無い、実にシンプルで、気持ちのいい傑作アルバムなので、多くの人に聴いてみて欲しいと思う。
ちなみにオリジナルリリースは79年ということだから20年以上昔だ。
追加トラックもいいし、これを聴かない手は無いだろう。
新・メグレ警視 野菜畑事件 [DVD]
田舎が舞台だからでしょうか。時代も逆戻りしたような印象さえします。ボーイスカウトの少年たち、ぬかるんだ道、姉妹の住む家など今回は相当お金をかけてつくったなあという印象を受けました。印象深いのが、地元の若い男女。こういうひとたちがこの当時田舎に実際にいたかもしれないと思わせます。子供っぽくって、まだ十分に成長しきれていない体や、洋服がリアルな感じを与えます。よくここまで用意したなあと思いました。今回のドラマは、最後のメグレのセリフ「それでも最後は愛を選んだ」に集約されます。いいドラマです。
MON JARDIN TENTE [モンジャルダン テント] 子供用テント/お部屋用
娘が1歳を過ぎた頃、ダンボールで家を作ってあげたら大喜びで毎日遊んでいたのですが、いかんせん狭くて…。招待されても一緒には入れなかったため、思い切ってコチラを購入しました。
組み立てて部屋に置いておいたら、見つけた娘が「おぉーーーーーーー!!!!」と雄たけびをあげながら喜んでくれました。
高さがあるので、大人も入れますー!パパとママも入って3人でままごとしたりしています!
また、ダンボ−ルより遥かに可愛くて、購入して本当に良かったです!!!
組み立ても、畳むのも簡単です。畳んだらコンパクトになるので、実家に行くときなど持ち運びでき助かります。
ただ、夏場などは息苦しくなったりするので、もう少し、風が抜ければいいのになぁと思います。
Jardin Au Fou
Roedeliusの最高傑作と言っていいと思う。
中身はボーナストラックも含めて、以前キャプテントリップから出ていたものと同じ。
だが、ジャケットがオリジナル・アナログ版のものに戻った。色褪せた壁にRoedeliusが溶け込んでいくようなこちらの方がずっといい(っていうか、キャプトリ版を初めて見たときは「どうしちゃったの?」と思った。権利とかの問題?)。
内容は童心を呼び起こさせるかのような、ノスタルジックでセンチメンタルな音楽。もちろん持ち味の電子音もそこかしこに多くまぶされているのだが、アコースティックな印象の方が何故かずっと強い。3拍子が多いのも特徴か(ヨーロッパ人やねー)。
懐かしくもちょっと怖く不安な雰囲気もある珠玉の初期作品集。元Tangerine Dreamのメンバー、Johannes Schmoellingのソロ「The Zoo of Tranquility」のジャケットを何となく思い起こさせたりもする。