Second Language Acquisition (Oxford Introduction to Language Study Series)
私が初めて読んだSLAの本は、著者のRod Ellisによる、分厚い1994年版の本でした。とにかく読む量が多くて、持ち運ぶのにも不便な本にくらべ、本書は、どこにでも持ち運べるという最大の利点がある。また、推薦図書などがあり、内容のレベルまで親切に書かれていて、入門書としては最適であろう。もちろん、本が薄いので詳しい説明は当然期待できないが、専門用語に親しむという目的は十分に達成できると思う。後は興味のある分野の参考文献とその内容のレベルを確かめて、興味の幅を広げていけばよいのである。また、更に詳しく知りたいのであれば、1994年版のThe Study of Second Language Acquisitionを読んでみるのも一つの手である。ともかく、様々な意味で、機能的な本である。
下村 スピードおろし器 すべらん SO-01
大根おろし半身分の入る受け器の割に軽さといい、
錆びず、まったく切れ味の落ちないおろし金といい、
さりげなくも取っ手のカーブの考えられ方といい、洗いやすさ(衛生面)といい、
さすが下村工業!の信頼と安心感。
かれこれ三年近く使っていますが、ストッパーもくたびれず、本当にすべらない。
根菜類や生姜等をスープに摩りおろすときは、
おろし金だけを外し、鍋上からそのままごりごりと使っています。
繰り返しますが、非常に切れ味が鋭いのでくれぐれも手を摩り下ろさないようご注意。
野菜ピーラーと並んで、我が家では長年愛用のメーカー。
ファイナルファンタジー
早速ですが大技林にも載っていない裏技を紹介。効率?のいいレベルUPの仕方です。条件は港町プラボカまで進んでいること。そこから東へ歩いた所に人差し指の形をした半島がある。勿論行き止まりなのだが、半島の突端は2歩分の空間があり、左右に歩いてエンカウントさせる。すると北半球側の敵が出るのだ!つまりトロールやヒルギガースなどだ。特にミノタウロスゾンビは経験値が美味しく、序盤のレベル上げには重宝する。ただしなまじ高レベルな相手なのでボヤボヤしてると全滅する恐れが。コテージなどを積極的に買って、マメにセーブしながら戦え。
利腕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12‐18))
フランシスの競馬シリーズは、基本的に作品ごとに主人公が違う。だが、シッド・ハレーは例外で、「大穴」と本書「利腕」、そして「敵手」に登場する。ハレーは読者の人気も高いようだが、私はあまり好きではない。彼は自分の内なる弱さを克服しようと、常に自分を厳しく律している。フランシスの主人公は大なり小なりそうであり、それが悪いという気はない。ただハレーの場合、この性格が際立ちすぎていて、自虐的とすら言える。とにかく、精神的なゆとりが全くないので、読んでいて疲れるのである。前作「大穴」では、彼が第2の人生に踏み出す過程に重点が置かれていたためか、それほど気にならなかったのだが、本書「利腕」では、彼のこの "マゾ的突っ張り" がこれでもか、これでもかと前面に打ち出されており、かなり鼻についた。