魔裟斗伝説 最終章 [DVD]
親族の葬式でも泣けなかった自分が、格闘技を見て(しかもTV中継で)涙が出たのは彼が初めてで、格闘技のDVDを買おうと思わされたのもコレが初めてだった。
以前から、彼の試合は全て撮っておいたが、それらを何か辛い時等に見ると、いつのまにか自然と元気になっている自分に気付いた。
本物のトップ・アスリートの試合は、勝っても負けても観る者を感動させられる「力」が、確かに「在る」コトを身を持って知らされた。
肝心のDVDの収録内容の方は、TBSの手抜き編集が目立ったが、唯一「エピソード」が思った以上に良かったので救われた。
いつの時代も、とかくカリスマ性の強い人間には支持派、不支持派がハッキリ分かれるが、ましてや小学校の運動会じゃないんだから(笑)勝った負けたの試合結果(特に判定結果とか)の是非よりも、
単に独りの男の「生き様」として、遥か「上」に居る彼の「精神性」にもっと目を向けて、学び、目には見えない何かを感じ取りたい。
特に印象的だったのは・・・
◎とかくトップ・アスリートでメジャーにもなれば、やれロスだ、西海岸だの豪勢な海外キャンプは有りがちなのに、彼程のメジャー・ファイターでありながら伊豆の山での地道なトレーニング。
(これを見た時、以前TVで前田日明氏が「彼(魔娑斗)は並み居るファイターの中で、プロの格闘家が成すべき術(すべ)を唯一熟知している数少ないトップ・プロアスリートだ」と、
言っていたのを思い出した。)
◎そのキツイ練習直前に「今からキツイ事すると思うと<緊張>するょ笑」と言っていた<リアル>過ぎる本音。
◎キツイ練習の毎日のストレスを「部屋に<花>を飾って癒される」精神性。
◎「ケガで足を骨折して良かった。それがなかったら、今の自分はないから・・」
◎「その人が本当に想った事以外は、その人には起こらない。
その想った事に本当に努力した人だけ夢が叶う」 ・・・等
自分より一回り近くもまだまだ若いのにも関わらず(失敬)彼の限りなく人間的で高尚な「精神性」には感服、感動が止まらない。
オリンピック・インターバル以上の5年間をも掛けて、彼の言う「99%の努力と1%の才能」を持って、彼自身が身を挺して見せてくれた「真実」に感謝したい。
この小さな同じ島国で、 同じ時代に生かされて居れる事を、素直に有り難く誇りに思う。
魔娑斗選手お疲れ様でした、そして感動をありがとう!
矢沢心の簡単&ヘルシー★レシピ (INFAS BOOKS)
あの魔娑斗の奥さんのレシピ本ということで、
楽しみに購入しました。
すべての料理にカロリーと調理時間が書かれてあり、
しかも、仕事を持つ矢沢さんならではの
時間をかけないスピード料理や作りおきメニューが満載です。
どれも、夫・魔娑斗さんの健康面を考慮した
ヘルシーメニューばかりなので、とっても参考になります!
唐招提寺1200年の謎 天平を駆けぬけた男と女たち [DVD]
唐招提寺を建立する為に鑑真とその弟子が苦闘していく姿を描いた
ドラマ仕立てのドキュメンタリー。
鑑真といえば、教科書にも出てくる中国の高僧。
だが、日本にたどり着いた後の事は意外と知られていない。
日本の格付けとして鑑真の高名は利用された後
放置に等しい扱いを受け、その活動は困難かつ悲惨を極める。
愚かな日本の政治家の政局に翻弄されながらも、
必死に仏の教えを広める為に戦い抜き、弟子如宝に後事を託す。
ドキュメンタリーとドラマが交互に繰り返す構成になっており
「お、ドラマが盛り上がってきた〜」と思っている所で
脳天気なナレーションのドキュメンタリーが始まったりするので、少々きついw
とは言え、ドラマパートは素晴らしい出来です。
鑑真(中村嘉葎雄)の悟りきった捨て身。
その師の意を受け継ぎ 唐招提寺を建てるために情熱を傾ける如宝(中村獅堂)。
友、如宝の友情の為に出世を捨てて協力する仲麻呂の息子、藤原刷雄(山本耕史)。
国づくりの為に自らの巨悪を認識しても突き進む藤原仲麻呂(永島敏行)と
道鏡(魔裟斗)に惑う、孤独な孝謙=称徳天皇(南野洋子)。
映画の様な臨調感で素晴らしく、きちんとしたドラマでないのが勿体無かった!!
青春
K-1のリングを目指しキックボクシング協会から独立。
協会からは総すかんを食い、練習する場所すらない。
たった一人でランニング、シャドーという練習を続け、他人ともしゃべらない期間が数カ月あったという。
だから強かったんだね。
修羅場をくぐった数だけ強くなる。
始めはヨネクラボクシングジムに在籍していたことも本を読んで知りました。
だからパンチがうまいのね、と思いました。
高校をわずか2カ月で退学してしまった魔娑斗ですが、
人生どうなるか分かりません。
勉強が嫌いなのにいやいや高校に通っている高校生諸君、
こんな生き方もあるんだよ。
進路に悩んでいる高校生男子、読んでみたまえ。
Fight&Life(ファイトアンドライフ)12 2009年 05月号 [雑誌]
創刊号からの読者です。
自分はアマチュアでキックボクシングをやっていますが、
技術論はもちろんのこと、他の人が働きながらどうやって格闘技を続けているのかとか、
キック以外の格闘家の技術論や、メンタルについての記事もとても参考になります。
また、サプリメントやコンディショニングに関する記事もあるので、
30歳を過ぎて格闘技をやっている者としてはとても助かります。
格闘技をやっている人、これからやりたいと考えている人には
とても参考になるマガジンだと思います。
ただ、隔月刊なのがちょっと残念。。。