西口プロレスが100倍面白くなるDVD
お笑い芸人達がレスラーに扮し、爆笑プロレス"ごっこ"を演じるエンターテイメント作品。
ライトなファンにもわかりやすい内容で、随所に選手や派閥の解説が挿入されている。
西口入門には最適であり、新たなファンを取り込みたいという西口サイドの意図が感じられる。
残念な点は、ネタがこれまでの作品とかなり被っていること。
最後の小力vs小猪木は、まるで第一作目の同カードのデジャブを見ている様だった。
その他のレスラーに関しても斬新なネタは少なく、これまでの自身の持ちネタが多い印象。
第2,第3作目でも同様の印象を受けたが、今作は今までで最も強く斬新さの欠如を感じた。
奇抜性に富み、いつ見ても面白いショーを展開していかなければエンターテイメントとして飽きられてしまう。
新境地を切り開く、今後の西口の"進化"に期待したいと思う。
燃えろ!新日本プロレス vol.1 2011年 10/27号 [分冊百科]
同居人(妻)が最近プロレスが好きになりちょこちょこ見に行っています。プロレスになじみが無い人には多くのなぜ?があります。そのひとつに猪木の存在があります。猪木ってなんなの?とはプロレスを知らない人には結構な疑問かも。
それを説明するのにこの商品はとてもいいですね。ホーガン戦での自信あふれる戦いや、失神してしまった後の関係者のうろたえ様など良くわかる映像です。正直猪木にとっては黒歴史になるこの試合を第1巻に取り上げた発行者にこのシリーズに対する熱意を感じました。
そのほかの試合ではハンセンVSアンドレは感激しました。ハンセンはウィキペディアでは「アンドレを投げた数少ない男」と記されています。まさにそのシーンが収録されています。お二人とも全盛期でカッコイイ。アンドレは他界されていますがハンセンはたったいまテレビでお元気そうな姿をみられました。
DVD以外にはパンフレットのようなプロレスコラムのようなものがついています。「カール・ゴッチってだれ?」なんて人はみるといいかも。