言葉による呪術のうち、もっとも重いのは、「現実の前では、言葉は無力である」という誤った認識を抱かせることである。
超有名なテレビ時代劇のテーマソングですが、 実は、それぞれの作曲者もすごい。 みんな日本の歌謡界、音楽界を代表するような 人たちばかりなんですよね。 たとえば、 安藤実親=銭形平次 山下毅雄=大岡越前 玉木宏樹=大江戸捜査網 小室 等 平尾昌晃 渡辺岳夫(渡辺浦人の長男でテレビ主題歌、アニメ主題歌が多い) 遠藤 実 いずみたく 菊地俊輔 かれらの多くが1930年~40年代のうまれで 戦後にジャズ、ハワイアン、ラテンなどから 大きな影響をうけた第一世代のエリートたち。 それゆえ、このテレビ時代劇が、おそろしく 斬新でかっこいいのも、当然。 できれば、CDには このような作曲家、作詞家についての プロフィールを掲載してほしい。
ブルータス2012 5/1号は、人気画家 山口晃さんと一緒に振り返る美術の歴史3000年として、西洋美術総まとめ、70ページ以上の特集を組んでいます。 先ず古代ギリシャ、ローマ美術、何といっても美しき理想的なプロポーションの裸体像・・これが欧州美術の根幹を成す1つの造形原理・・そして、もう一つは、キリスト教の教義と視覚イメージに対する考え方ですが、これは中世の美術により確立されます。12世紀になると、イスラム圏の文化が入ってきて、逆輸入された古代文化が積極的に取り入れられるようになります、そして、メディチ家の庇護の元、フィレンッエで起こったルネサンス、ボッティチェリ、ラファエロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ・・等の活躍、それとほぼ同時期に起こった北方ルネサンス、それに大きく影響を与えた宗教改革。また、それは17世紀では、見る人の感情と信仰心を揺さぶる視覚効果、特に光と影の対比を特徴とする絵画に大きな影響を与えます・・カラヴァッジョ、ベラスケス、ルーベンス・・そして、海上貿易で巨万の富を蓄えたオランダでは、絵画が宗教関係者、貴族から、次第に富を蓄えた個人の鑑賞する物に変わってきます・・レンブラント、フェルメールの出現・・次いで、文化大国を目指した、ルイ14世下でのフランス、フランス革命、19世紀になると、印象派がサロンによらない自己プレゼンから始まり、モネ、ドガ、ルノワール、セザンヌ 等が出現します。そして、ゴッホ、ゴーギャン、次いで、フォーヴィスムとキュビスム・・ピカソ、ブラック・・ダダイスム、シュルレアリスムと現代美術に至る美術史が、豊富な絵、写真と共に簡潔に纏められています。 そして、山口晃さんの的確な指摘・・例えばヴィーナスの誕生は、絵がガサついていて、がっかりしたとか、フェルメールのレースを編む女を見て、正直「あれ???」・・は画家ならではの鋭い物です。また、同画伯のセザンヌを巡っての旅も中々面白いです。 通読して、西洋美術入門としては、充分すぎてお釣りは来るくらいです!それで、興味があればその部分をもっと詳しく調べればいい事です。値段モ安いし、非常に嬉しい特集です!!
本屋さんでいつ買おうかと迷っているうちに店頭からなくなっていたので、アマゾンで購入しました。 販売期間を過ぎた雑誌でも、簡単に購入できるのが便利ですよね、すぐに綺麗な本が届いて良かったです。
内容ですが アン・アンの特集程度ですから、福山雅治の写真のページは、表紙を別として、 10ページだけです。 キューピーの広告のページにも、たまたま載っていますが。
でもその10ページの写真が綺麗でした。ファッション誌らしくおしゃれな雰囲気で、 大人っぽい感じで見ていて満足です。インタビューも楽しく読みました。 写真集のように丈夫な本ではありませんが、気軽に買ってみるにはお勧めです!
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