今から数えると一昔前に発表されたアルバム。 メンバーの中核ニッキーの薬物中毒によりバンド存続が危ぶまれたが、それを乗り越えての発表となった当作品。派手さのほかに落ち着きが見られるようになったと思う。 「Dr,feelgood」「kickstart my heart」「without you」など多くがシングルカットされたが、一番の名曲は「time for change」。メタルバラードの真髄とも言えるこの曲は、バンドが困難を乗り越えて変わろうとする意思を感じる名曲。因みにB'zがぱくったといううわさもある。それほどいい。
ギター・ゼウス・シリーズの第一弾。のちに一部同じ曲構成の日本人ギタリスト版も出ている。カーマイン・アピス(Dr.)、トニー・フランクリン(b)、ケリー・キーリング(Vo.)のトリオをベースにそれぞれ13人のギタリストがプレイしている。曲がオリジナルの為か、クレジットを見ないで聴くとなかなか意外で面白い。ギター弾きなら聴いて損はないだろう。それにしてもカーマインとトニーのリズム隊はかなり強力だ。ドラマー、ベーシストが聴いても楽しめる。全体的にかなり良いが曲の詰めが甘いので星一つ減点といったところ。
<参加してひいているギタリストと曲ナンバー> <1> PAUL GILBERT <2> STEVE LUKATHER <3> VIVIAN CAMPBELL <4> PHIL COLLEN <5> WARREN DEMARTINI <6> MICK MARS <7> STEVIE SALAS <8> GEORGE LYNCH <9> BRUCE BOUILET <10> WALTER TROUT <11> JAKE E LEE <12> PAUL GILBERT というようなことになっています。どの曲も天才ギタリスト達がリスペクトを持って演奏しています。聴いてみてわかったことはだれもジェフべックにはなれないこと。なぜならジェフは作曲家として天才なのだから。音楽学校いってもいい曲はかけっこねえええええええ。 だからジェフはグレート。10点中10点。 つううわけでジェフがいかに偉大なのかがわかるアルバム 資質的に才能が接近しているのはスティービーサラスですかね。
このCDセットに目がいくファンの殆どは初期のBowieに興味のある人だろう。
実際、1、2枚目は70年代初期の瑞々しい彼の姿を聴くことができる。
特にdisc1ではDavy Jonesという名前で活動していた頃の小曲をライブで聴けるのが嬉しい。
だがコアなファンは、ブートに収録されたものも少なくなく、音質が飛躍的に向上したわけでも、オリジナルと大きくかけ離れたアレンジが為されたわけでもない、このセットの購入を躊躇してしまうかもしれない。
だがそれでも欲しくなるのがファン心理というもの。
私がまさしくそうだった。
しかしである。最初、その存在さえ忘れていた、2000年6月にBBCで録音された3枚目がかなりいいのである。
ご多分に洩れず、私も「BowieはHEROESまで派」だが、本作に触れて、遅ればせながら90年代以降のBowieを聴きだした。
以前評価の低かったDAVID LIVEやSTAGESと較べても、ライブ盤としてそれらを上回る出来だと思う。
オリジナル録音を凌ぐと思われる曲もある。
バンドとしての演奏力、そしてなによりBowieの歌と声が(奇跡的なほど)いいのである。
どんな天才にも才能が枯渇する時期がある。
私はかつてPrinceにも同じことを感じた。
だがBowieはただの天才ではない。
彼の大きな武器である「知性」が今尚錆びることはない。
最近のBowieは昔に増してアイロニカルだ。
その厭らしさはよくも悪くも「老獪」といっていいほどだ。
そして時には、はっきりもの申す。
God is an Americanと現況を嘲笑うI'm Afraid of Americans。
イギリスが生んだ天才の知性は未だ健在だ。
個人的にジャケットのセンスの悪さには心底呆れています。
直球の産業ロックですが、全くもって素直に受け入れられる音楽です。 単に聞きやすくキャッチーというだけでなく、非常にフックの効いた曲が多く、一聞きして耳に残ります。 2、3、5曲目は、このアルバムの軸とも言える曲ですが、どの曲もオールドなテイストとモダンなテイストを上手く調和させている点には関心します。 ただ、前作の9曲目のHomecoming Queenの様に、80sロックの要素が強い、技ありな曲が無かったのは個人的に残念でした。 7曲目の様に、アコースティックを基調としたノスタルジックな曲があるのは非常にうれしいです。 若干、いろいろな曲を詰め込みすぎで、アルバムがごちゃごちゃしている感じはありますが、2ndアルバムとしては、かなり上等だと思います。
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