季刊誌連載作品『女ンビ』と同時期に描かれた原作つきのドタバタ喜劇な漫画。
原作がそもそも漫画チックなギャグ小説でしたし、 かの史村翔原作を完璧に我が物にして漫画化したすぎむらしんいちですから もーすごく面白かったです。
原作では小説という、どーしても逃れられない堅さ(かなり善戦はしたのですが)があり ギャグを真摯に受け止められなかった部分がちょっとあったのですが、 こちらは漫画ですので、すんなりと受け入れられました。 それによって松尾スズキが描きたかった今作の本質が少し分かったような気がします。 何故、人は賭博をするのか。何故、人は善意を働くのか。そもそも善意って?といったことを 悪意に満ち満ちた賭博に託すことで、哲学がこっそりと示されていたように思います。
帯についていた、安野モヨコ、大友克洋推薦とあったのを信じて買いました。 両氏の推薦は、まったくその通りだと読み進めながら感じた納得の一冊です。 映画や本でごくごくたまに出会すことのできる「このストーリーが終わらずにいつまでも続いて欲しい」という感覚が味わえます。
すぎむらしんいち氏のゾンビもの、です。これだけで買いです。
相変わらずの手数の多さ、センスの良さ、ギャグ、テンポ、天才としか思えない演出。 あとやっぱり基本的なことがものすごくうまいです。さすがです。 あまり書店で見かけませんが、映画秘宝を購読している人、ゾンビ映画なら何でも観てしまう人、童貞、ボンクラというキーワードに反応してしまう人は全員必読です。 ホラーよりもコメディの要素が強いのでグロがダメな人でも大丈夫ではないでしょうか。 映画も、ゾンビに意思があったり、ペットにしていたり、ゾンビからの視点だったりと新しい試みをしている作品も出てきていますが、 この作品はそれらどれとも違うまったく新しい新解釈のゾンビもの、しかも日本、あの中野ブロードウェイが舞台です。 一巻も最高でしたが、この二巻では話がさらに動き出します。最高です。 ラフなタッチの中でも女の子がかわいいのもすごい。
本来☆100こつけたいところですが上限が5なので☆5つです。 ぜひ読んでください。大推薦です。
撮ってる本人たちは大マジメだが、観客は「何で○○なんだよ!?」と苦笑しつつ
つっこまずにはおれない、という(低予算)B級ホラーの雰囲気が良く出ています。
サラッと読むとほとんど笑えず、緊迫感やグロ目の描写に目を奪われがちで、
初めて読んだ時は、新しい方の「サムライダー」に似ているという印象を受けました。
しかし、観察しながら読み返した際には、計算高いシュールで受動的な笑いの誘い方
にニヤニヤしつつ、感心させられました。 ベテランながらも新たな笑いを模索する作者
の姿勢に”ゾンビの仲間になりたくない!生き延びてやる!”という気概を垣間見た。
レベル7の段階で既に英検1級の95%をカバーしている、と書いてあります。
確かにそのとおりかもしれません。
なぜなら、英検1級は、語彙問題の4つの選択肢の単語だけがかなり難しく、その他は全て、
問題文にせよ、長文にせよ、あんまり難しい語彙は出てこないからです。
つまり残りの5%にその難解な選択肢が全て含まれていることになります。
しかも、語彙問題はかなり量が多いので、この単語集を全部やったところで英検1級の語彙問題には歯が立たないです。
でもTOEICレベルならこの単語集だけで十分だと思います。
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