ニッキーとキーアンのお父さんが亡くなった後のライブで、アンコールのI'll See You Againではお二人がトリビュートされるという、いつもよりエモーショナルな内容となっています。 ニッキーとキーアンが寂しそうな顔をしていますが、そんな二人をシェーンとマークが支えているのが印象的です。
おなじみのカバーパートは、今回も楽しめます。ビヨンセのHaloを、マークの素晴らしい高音で歌い上げています。 マークの声はCDよりもライブの方が映えます。他人の歌を歌っても自分のものにできる、素晴らしい歌唱力の持ち主です。 「お尻フリフリ」は今回も健在。マークは相変わらずダンスはちょっと苦手なようですが、頑張って踊っていてそこが可愛らしいです。
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サンプルなので、パッケージ・ブックレット等についてはわかりません。
ということで、今回は「歌声」のみ評価します。
当初は「★5つつけるぞ!」という意気込みでした。なのに三つなのは以下の理由から。
手嶌葵さんの歌声が、以前から好きでした。
掠れたようなヴォイス。揺れながら消えゆく語尾の美しさ。
そして音の前に息を吸う音……ブレスが、あの手嶌葵ワールドを作っていると思います。
そう言う意味では、今作もハズレはありません。
しかし選曲が惜しい……。あまりにも超有名すぎる曲が9曲。
つまり「定番曲」です。それなら「定番だからOK」かというと、
今回は「ジャジーでアコースティックな世界」がコピーです。
彼女の歌声に罪はありませんが、アレンジし過ぎに感じられるものも。
結果、「定番曲なのに」不安定な気分がしてくる曲がいくつかある。
やるなら全部! 徹底して欲しかった。全曲がそうならまとまるのに。
やはりカヴァーの限界を感じます。この方はオリジナルを是非歌って頂きたい。
しかし! ラストは良かった! Silent Nightのア・カペラです。
最初は彼女一人の歌声がゆっくりと流れていき、段々と声が重なっていきます。手嶌さん自身の声で。
シンガーズ・アン・リミテッドクリスマスを彷彿とさせるほどの美しい歌声は圧巻としか言えません。
でもこれ、「あたたかい気分になれます」……いや、彼女のこの歌声でこのアカペラは……
【しんしんと雪の降り積もる中を裸足で歩くマッチ売りの少女が天にのぼっていく】のを連想させます。
どこかもの悲しささえ感じる、アルバムの終わり方でした。
……キスするのには、丁度いいかな?
総合:★三つ。カヴァーで9曲って少なくないですか? トータル34.5分です。
自分が昔から好きだった、X1のアーマードアルマージさんのステージ曲が入っていた事に感動しました。マジでかっちょええです。 でも、ロックマン7や、8、X4、X5、X6…と、最新(でもないけど)がガン無視だったので、そこら辺が残念でした。
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