えええええーっ、本当にこれで終わり?なんか過去の因縁みたいな話があったのが、途中で終わっている。。。打ち切り?やぶうちゆうきが疲れて連載中断?もったいないなぁぁぁぁあ
10数年前に週刊モーニングで代打屋トーゴーを欠かさず読んでいた事もあり、たまたま検索していたら実写版があるという事でこのDVDを購入しました。
あえて言えば、実写版の吉本大介は無能な職員でありながら、ダンディーな感じになっていてバツイチという設定になっています。コミック版の吉本大介よりは、代打屋の時でもはるかに実写版の方がかっこよく描かれています。
主役の古尾谷雅人氏は松田優作氏に傾倒していたこともあり、それに類似するような演技を見せていてこれがいい味を出しています。平泉成氏や岡田奈々嬢の脇役も良いキャストと言えるでしょう。
作者のたかもちげん、主役の古尾谷雅人の両氏も既に鬼籍に入られています。この点が残念・無念と言うべきでしょうか。
高齢化が進んだ団地。新たな住人の多くは中国人で言葉が通じない。
十一巻のはじまりはそんな話でした。
このご時世、十分ありうる話です。
私は団地にもマンションにも住んだことがないので、どういったご近所
づきあいが現実におこなわれているのかはよくわかりませんが、やは
り近所の住人がどのような人かわからない、というのは不安だと思い
ます。
また、この第八十八話「団地」だけでなく、九十一話「事件じゃないけど」
、「子供会」、「新興住宅地」など、この巻ではとくに、地域のつながりと
いうものが描かれているように思いました。
この漫画の裏テーマの、椎名啓介のもつ手紙関係の話は全く進展して
いませんが、こういうのんびりして、現実だったらこんなにうまくいくわけねー
と突っ込みたくなってしまうような話も、ときにはいいなあと思いました。
各章のはじめにその時代を説明する短いシーンがあります。それに続いて、そのシーンへ至る経緯というような話が始まるというような構成のようです。ところが、「さかのぼること30年前・・・・」というような記述がなく、突然に話が遡るので、ある程度基礎知識がないと脈略が分らなくなってしまいそうです。 近代・現代まで扱っている学習用マンガとしては、読みやすく、コンパクトだと思います。
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