2010年リリース。直向きに"Boom Boom"【Disc1-8】などのブルースを演奏し続けたクラプトン時代(1963-1965年)、"For Your Love"【Disc1-1】に象徴されるようなポップな感性と"Jeff's Boogie"【同12】に象徴される超人的な演奏で人々の心を鷲掴みにしたベック時代(1965-1966年)、"Happenings 10 Years Time Ago"【Disc2-2】"Psycho Daisies"【同13】"Stroll On(Train Kept A Rollin')"【同4】といった数々の代表曲を生み出したまさに黄金期といえるベック&ペイジ時代(1966年)、結果的にレッド・ツェッペリン結成の為の実験台と化したペイジ時代(1966-1968年)と、(他聞に漏れず)「ブルースの伝道師」エリック・クラプトン、「孤高のギタリスト」ジェフ・ベック、「思慮深き魔術師」ジミー・ペイジという所謂3大ギタリストを輩出したことでも有名な伝説のバンド、ヤードバーズの各時代の名曲/名演を漏れ無く収めた本作。エアロスミスを筆頭に数多くのバンドに多大な影響を与えてきた、彼らの偉大さに触れられる絶好の一枚。
クラプトンも様々な音楽を通して今の境地にあるのですね、次の時代も楽しみです。
エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジという三人の天才ギタリストが入れ代わり立ち代り在籍した伝説のバンドの結成から解散までをインタビューやライブ映像を織り込みながら追ったロックファンにはたまらない作品。曲目”アイム・ア・マン”でのジェフ・ベックの身のこなしやジェフ・ベックとジミー・ペイジのツインリードギター等のライブ映像は鳥肌もの!今聴いても新鮮です。ヤードバーズのライブ映像はなかなかお目にかかれないので、ロックの歴史に興味のある方は一度は観てみる価値あり!
エアロスミスのジョー・ペリー、AC/DCのアンガス・ヤングらは、
「ヤードバーズこそ男が聞く音楽である。」と信じ、彼らを敬愛してやまなかった。
このアルバムはまさにそれを証明する。全曲捨て曲がなく、魂のこもった演奏を堪能できる。
当時18歳のクラプトンの“Too Much Monkey Business”の鬼気迫るギター・ソロを聞け!
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