1982年の夏に劇場公開された作品ですね。当時、劇場へ観に行った思い出があります。
原作劇画に沿って作られた連続テレビアニメ「宇宙海賊キャプテンハーロック」は視聴率がイマイチだったのですが 劇場版・銀河鉄道999でのハーロックというキャラクターは大変人気がありました。 アルカディア号のデザインもテレビと異なって、巨大なドクロを艦首に用い、船体色も変更されていた劇場版・銀河鉄道999バージョン。
他にもクイーンエメラルダスのエメラルダス号も出演しています。
ハーロック、エメラルダス共に、彼らの顔に着いた傷の真相が描かれます。
アルカディア号を作った男、ハーロックの無二の親友として有名なトチローとの出会い。
そして当時、大変話題になった、昭和の大スター・石原裕次郎さんがハーロックの祖先の吹き替えを行っているということ。
当時のアイドル歌手・渋谷哲平さんが歌う主題歌もカッコイイ!!
兎に角カッコイイづくしの映画ですが・・・
「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」に比べると、スケール感がこじんまりしていることはいなめません。 また、ストーリー的にもイマイチ盛り上がりにもかけて、興行的には大ヒットとはいかなかった作品ですね。
ただ、個人的には大好きで、ハーロックの世界観が好きな方は是非入手して欲しいと思います。
余談ですがテレビアニメ「宇宙海賊・・・」がゲスト出演したテレビアニメ「銀河鉄道999」では アルカディア号はテレビアニメのタイプになっていましたね。 何かしらこだわりがあってああしたのかな???
1980年代、「宇宙戦艦ヤマト」から始まった松本アニメ全盛の頃。 「キャプテンハーロック」、「銀河鉄道999」、そして「千年女王」作品は列挙されるが一番のピークな時期の作品ではないだろうか? 当時、中学生だった私達は、 眼帯のないハーロックや傷のないエメラルダスに、 ドラマの起源を見るように感じ、とてもワクワクしていた。 その後のTVサイズ「無限軌道SSX」編には さすがに閉口してしまったが、 でも本編や「999」に出てくる緑のアルカディア号と 70年代の「マゾーン」編に出てくる青のアルカディア号との問題や 深く複雑に絡み合う松本作品の、登場人物の縁戚関係は、 受験勉強以上に頭を悩ませた。 そう言う意味では、この映画は青春(チョット早いかな)の1ページなのだろうと思う。
実はつい昨日まで、「わが青春のアルカディア」のDVDを観ていたのですが、今日になってサントラを聴いて、初めてわかりました!BGMにクラシックが入っていたのですね~! ドヴォルザークの「新世界より」、グリーグのペールギュントから、「ソルヴェーグの歌」、アルビノーニの「アダージョ」。 これはファンだけでなく、クラシック好きの人にも良いかも。値段も安いし。これをきっかけに、「わが青春のアルカディア」のDVDを見てもいいですし。 でも3曲だけだからな~。それでも、それがこの映画を格調高い感じに見せてくれたのかも。
発売された事じたいありがたいですよ。 過去に一度プラモ化されただけ、それも30年以上前の事 技術が進化したお陰で良い物が手に入りました、自分の思いも込めて対マゾーンカラーで塗ろおと思います。 ハセガワさんありがとうございます。 今後もこのシリーズ期待しています。
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