'71年のアルバム「イマジン」のレコーディング・ドキュメント。 テレビ放送でカットした部分も含めてソフト化。 レコーディング作業のシーンを中心に作られていることは間違いないが、 制作過程を見られるわけではなく、ヴォーカル録りやコーラス録りのシーンが多く、 バンドアンサンブルが固まるまでをじっくり見られる、という場面は少ないです。 また曲ごとにジョンの説明があるわけでもなく、結局このビデオによってヨーコ・オノが見せたかったのは 「自分がいかにプロデューサーとしての役割を果たしていたか世間にわからせてやる」という事だったように思います。 もちろんその点では成功。ヨーコはジョンの立派なプロデューサーである。 しかしファンはジョンのアルバム制作の視点を見たかったのではないだろうか。 第三者が作る「クラシック・アルバム」シリーズ等の方が演奏場面はなくともアルバムの理解を深める 貴重な資料となっている。 レノン・ブランドというものが外からの視点を排除しているのであれば、それはレノン死後最大の不幸である。 ボーナス収録のインタビューはアメリカに渡る前の二人の考え方がわりと長く収録されています。 (お世辞にも30の大人の発言とは思えないが、それはそれで面白い) ジョン・レノン初の5.1chミックスですが、レノンの作風には5.1chは必要ないかもしれない。2chでも十分楽しめます。 テレビ放送版とは「真実が欲しい」の編集に違いがあります。
とてなじみやすい音です!!これから洋楽をきき始めたい方には絶対オススメ!!!各メンバーがベテランなだけに演奏もカバー力もめちゃくちゃ高い!!ビートルズのカバーは絶品です!
こんなに遅くにこれのレビューを書くのは「やっぱりいいな」と 思ったから。 今現在一番新しい「If I Believe」を聴いていて、 (これはこれでいいのだが) やはりこれが一番倉木麻衣らしいと思ってしまう。 歌い方は今と比べて荒削りのところはあるが、幅広いジャンルの 曲が収められており、最初の頃の衝撃を思い出させる。 どの曲もいいが、特に「Delicious Way」「Stepping ∞ Out」は ちょっと今のイメージとは違うのでおすすめ。
前の方が >>このDVDの曲目には誤りがある様です。 と記載しているが、誤りは無いようですが?? 貴重な画像満載です。 OH YOKOなんてコーラスにかなり手間取っていたんですね。 極めつけは全CDのリストと曲サンプルが収録されています。 そのCDを持っていない方が買うかどうかの指針に利用できます。
これは…、寂しい歌ですね。と言ってもけなしてる訳ではなくて、すごく胸の隙間にしみ込んでくるということが言いたいのですが。 元ネタであるABBAの"Gimme Gimme Gimme(イレイジャーのカバーも有名)"は、「欲しい、欲しい、私は男が欲しいのよ!」というミもフタもない楽曲でしたが、そこからイントロの華麗なリフだけを抽出して、こんなにも「ミラーボールの下の孤独」を鮮やかに描き出すポップソングを作り上げるとは。マドンナという人の本質的な暗さが(これもいい意味で)滲み出ている名曲だと思います。 プロデュースを担当したスチュワート・プライスは、最近ペット・ショップ・ボーイズやニュー・オーダーとの仕事で一躍売れっ子の仲間入りをした人で、この人選も押さえるところを押さえてるという感じ。ナイトクラビングやダンスカルチャーの持つ表面的な華やかさと、その裏側にある満たされなさという要素の両方をきっちりと見据えることの出来る人だからこそ出せる音という感じで、正直すごく久し振りに「マドンナすげー。」と思ってしまいました。3曲目のリミックスの方がオリジナルよりもシンプルな分、美しい仕上がりかと。
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