この曲は、映画「最終兵器彼女」の主題歌です。
メレンゲのメンバーが最終兵器彼女の原作本のファンであり「世界観を壊さないようにしたい」と語ったとおり、歌詞は直接映画とは関係ないのに音楽性としてはとても映画にあったピアノ&ストリングス、そしてボーカルのクボケンジさんの甘く透き通った声できれいです。
そしてやはり注目したいのが歌詞です。
女の子とドライブに出る男の子、「砂山を作ろう」といわれ最初は困るもののだんだんと夢中になる。そしてトンネルを掘りあって当たった手と手に本当の感情を感じる。といった内容。
簡潔に書いてしまえばそうなのだが、もっと深いものがある。
そしてその深い言葉達は「あなたのことが好きで そういえる僕が好きで」という言葉で繋がります。とにかくいい曲です!
音楽の力ってやっぱりすごい!と改めて感じさせられた作品です。
表現するのは難しいですが、全体的にほのぼのやさしく、また郷愁感が漂い、温かいけれどもどこかしら切ない音作りといったところでしょうか、聴いていてとても心地良いです。
逆に、ちせが完全な兵器として最終段階に入ると宣告されたシーンから一都市を壊滅させるに至るところで流れる『進化』はじわじわと絶望感漂う曲調からやがてサスペンス効果が最高潮に高まり、素晴らしい盛り上げ方をしてくれます。
作曲者が監督のイメージされている絶望と郷愁と哀愁をうまく汲み取って作られたのだと勝手に解釈してます。
終始アコースティックギターをバックに静かにやさしく歌い上げられていてとても心に残る『きみのうた』は何度聴いても涙が出てしまうほどの名曲だと思います。
今では私の大好きなサントラのひとつです。
作品の内容が、重く非常にシリアスなので、好き嫌いが分かれると思います。(また、一部性描写もあるので、これに拒否反応を起す人がいるかもしれないですね)
アニメ自体は非常に良く出来ており、感動的なエピソードもあるので、私個人的にはすごく好きな作品です。確かに戦争の背景や、細かい設定の説明などが一切ありませんが、実は、見ていただけると分かるように、そもそも不要です。ここで語られるべきは、ちせとしゅうじの物語です。
ただ、「ほたるの墓」を毎日見たいという人がいないように、これも何度も観たいとは思わないタイプのアニメです。悲しくて憂鬱になりますからね。そういう理由から、今までは購入を控えていました。しかし、やはり見たくなるものです。そういう私にとってこの値段は非常に魅力的です。間違いなく「お買い得」といえるでしょう。おすすめします。
かなり感動です! やっぱ続きモンなんで続けて読まなきゃだけど 7巻の中でこの辺が一番泣けます!! 一人の人間として、読むといいやも知れません (ちゃんと笑いもあったりしますよ)
ちせとシュウジの二人が、守れるものはお互いだったと考えていたのに
戦争と言う途轍もない残酷さは、一緒にいることすら許してくれなかった。
ちせは普通の女の子で、普通に好きな人がいて、普通に家族と仲良しであることもできない。
自分はこれを見て、「ああ、感動的だなぁ」とか「私もこんな恋したいなぁ」とも
思う暇もなく泣いてしまいました。。。(恥
みんなが話す言葉、ひとつひとつに人を想うのが感じられました。
他のDVD巻なのですが、戦争で自分が戦うのが当たり前になってしまったちせが
物凄く見ていてつらかったです。
人々は武器を作り、愛し合っていた二人を引き離した。それが世界の為だと分かっていても
愛する人といるだけが最高の幸せだと考えてしまうのだ。
私は小さい頃から冷たい人間だ、と言われ続けていました。
私も自身でそう思っていました。(事実だったので。。。
たかがアニメと知っていても、私はこんなに涙を流すのが初めてでした。
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