キャラやセリフ回し、小ネタがいちいち面白い!!
なのに最近のアニメにしてはめずらしく、
作 画 が 素 晴 ら し い!(2話はチョット弱いかな;)
所々に思わせぶりなほどお色気が入るのもイイ!
ただ単にエロのみに依存した駄アニメが氾濫してる中でこれほどキャラでもネタでも勝負できる作品は他にナシ!
この画質のまま、このテンションのまま放映し続けたこの作品スゲぇ!
しかも4話も入ってるしね!
2話しか入れないのに7000円も取る地方アニメに比べれば安い安い!!
なにはなくともぱにぽにX!
「ぱにぽに」の真の意味は最後の最後に4コマで明かされていますが、「この作品がどういう漫画だったか?」という問いにはこの言葉が最も相応しいように個人的には思えます。能力は高く経験は深くしかし求めるモノを自身よく分かっていない、そんなちびっこ天才少女ベッキーが桃月学園で変な奴等と共に"それ"をする――そんな漫画だった、と。
物語的な盛り上がりは16巻でもう過ぎていて、この17巻はエピローグ兼アンコール、とは氷川先生の言葉。この言葉通り色々なイベント満載のこの巻は、綺麗なEDからそれはないと言えそうなエピローグまで本当に内容てんこ盛り。
だが、それがいい。
これこそが「ぱにぽに」、読んでいてそう素直に思えますので。数限りないキャラクター達に出番を振りつつ、主人公たるベッキーの立ち位置と存在意義もちゃんと説明し纏めていた最終巻、とても良かったです!
11年前何気なく1巻を買ってから、随分とこの作品とも長い付き合いにとなったものです。いつまでも続く宴とも思えたこの作品にもでも、描いている氷川先生が「やることはほんとやり尽くした」と述懐するようになれば「終わり」が訪れるのも必然ですか。氷川先生、本当に長期連載お疲れ様でした!また別の作品で会えること、楽しみにしています。
今回のぱにぽにだっしゅ!はベッキーが不在の為、演劇部の芹沢茜がベッキー役となりPTAと対決する第21話『鬼に衣』や学園にテレビがやってくる第22話『槿花一日の栄』、桃月学園の皆が突如様々な災難にあう第23話『弱り目に崇り目』そして舞台がいきなり江戸になってC組キャラが必○シリーズのキャラとなり悪の御代官宮本べきえもんに仕置を下す第24話『死して屍拾う者なし』の4本を収録!どの話もオメガ面白いので買って損なしな6巻ですw
因みに私のお薦めは第21話『鬼に衣』です。芹沢役の沢城みゆきさんの声優としての凄さが分かりますwまた、○ヴァやセー○ームーンなど90年代アニメを知っている人はちょっとニヤリとする場面も出てきます!
いや〜足かけ11年、よくぞココまでフリーダムな作品を描かれたものです。氷川センセイ、お疲れ様でした!
しっかし相変わらずの理不尽展開というか不条理ギャグというか、最後まで読者の予想の遙か彼方を飛び続けましたね・・・。
メモリアルな最終回、是非とも皆様てにとってご覧になってください!
最初の1シーンがそのまま音声になっていた時点から大丈夫。
「まろまゆ」原作を忠実に抽出、再現して「桃組」は適当にアレンジを加えて混ぜ込んで最終的には合流させてしまうやり方で。
くるみ役はアニメ版の「ぱにぽにだっしゅ」とは違って川澄綾子(いやもともとCDドラマ「ぱにぽに」ではそうだったんだけど)
ヒロインなのにヒロインらしくない、だけどやっぱりヒロインなんだよというギリギリの演技が見事です。
あと話にしか出てこない「先生」も出てきて、営業分析に参加したりします。
また、疫病神の妙子ちゃんのセリフは後藤邑子の味がよく出ていて絶品だと思います。
最後はキャストトークですが収録後の疲れが出ているようで、いかにも「まろまゆ」的な雰囲気がスタジオに漂っているような語り口が印象的でした。
最初から最後まで「まろまゆ」「桃組」気分を味わえますが、やはりすべては含まれていないので、原作もあわせて読むのがオススメです。
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