織田信長の天下布武にひとりの忍びの少女を絡めた大河4コマ、早くも3巻め。
史実(とされる研究)にうまくギャグをからめて話を転がしている。
本来、忍びの存在は表に出されないものであろうから、「実際にこんな忍びがいたのでは?」と思えたりも。
着地点が(歴史改変モノにしなければ)分かっているので、そこにどう向かっていくのかが興味津々。
もちろん、そんなの知らなくても楽しめること請け合い。
個々のキャラがいい味出してます。
・・・巻末で、同じキャラを使ったスピンオフ(と言っていいのか)が同時連載中との事を初めて知ったが、できればそっちは別単行本としてまとめて欲しい。
始めこのマンガを近所の喫茶店で暇つぶしに読みました。一見すると子供向けのような感じを受けますが、読んでみると物凄く奥が深く、面白い。
軽快なテンポ、ほほえましいギャグ、史実に裏打されたストーリー、そして話の間に垣間見える人間の素晴らしさ、などに心惹かれました。その後、本屋で4巻まで全て購入しました。
私は時代小説など今まで数多く読んできました。時代小説や歴史関係の本には、大した内容でもないのに小難しく書かれた本が多くあります。信長に関する本では、この本に一番感銘を受けました。
私は中年のおっさんですが、おっさんでも十分に楽しめます。
2巻はツンデレ妻、ねねに「出世して!」といわれた秀吉が大活躍!?
蜂須賀小六(髪形がナイス)の協力を得ての城作り!次は竹中半兵衛を
味方にするため、主人公、忍びの千鳥と説得に向かいます。
織田家ではお市の嫁入りで信長が傷心気味(笑)。
そして・・・明智光秀がいよいよ織田家へ!
この光秀、とってもかわいいです。とくにおでこ(笑)。
信長正室、帰蝶から
「的確なツッコミで有名でした!」と推薦され、
「よくきてくれた、ボケが多すぎるのだウチは!」と
信長から歓迎されます(笑)。
信長に仕えるまでの「光秀放浪記」
でも見事なツッコミを見せつつ、彼の苦労話は涙モノです。
本誌連載でもますますツッコミのレベルがあがってますので、
3巻がいまから楽しみです。
主人公、千鳥ももちろん大活躍の2巻です!
千鳥の忍術講義、里帰りもあります。
おまけ・・・裏表紙の利家とまつが・・・可愛い〜。
まつがちっちゃい(笑)。
現時点での重野なおきの(おそらく)代表作、13年間の連載に幕をおろす最終巻。
単行本でしか追いかけてこなかったが、生徒たちが3年生に進級したとき「物語の終わり」を決めたのだろう、と 想像した。 いわゆる<サザエさん時空>の中でいつまでも展開させることもできたはず。 しかし、13年の中で、作者も・読者も成長・変化してきた。 だからこそ、作者は生徒達を「人」として、きちんと卒業させ、次のステップへと進ませることを選んだのではないだろうか。
すべてに納得のいく終わり方ではない。 登場人物の中にはアンハッピーエンドになった者もいる。 でも、みんながハッピーエンドになることは現実では難しい。
アンハッピーな彼らも、ハッピーになった彼らも、次のステップでそれぞれの物語を紡いでいくことになる。 そして、彼らを送り出した教師は、続いてやってくる<次世代の彼ら>とともに、また「日常」という物語を紡いでいく。
愛と炎の社会科教師よ、いつまでも前に進め!
タイトルの通り、信長の忍びになった少女、千鳥(ちどり)が主役の
歴史4コママンガです。1巻では桶狭間の戦いなどが描かれてますが、
笑いあり、シリアスもちょっとありで、何度も読み返してしまいました。
なんといってもキャラクターが魅力。みんな個性たっぷり。特に女性陣!
信長の正室「帰蝶」の天然っぷりはサイコー☆ほかにツンデレねねや、
箱入り娘のお市、もちろん主役の千鳥もとっても可愛い。
男性陣も可愛い。信長のパシリと化してる秀吉もボケボケで可愛いし、
もちろん信長も!超甘党という設定がイカス。「うまいですな、美濃の柿は」と
ぱくぱく食べるシーンは胸キュンです。マムシの道三も思わず「カワイイv」と
ときめいてます(笑)。
信長と帰蝶の出会い、約束のお話はせつなくて、ジーンとしました。
ただいまノリノリの織田家。明るく楽しい4コマです・・・が
本誌ではお市もお嫁に行き、明智光秀も織田家に(ツッコミが気に入られ)仕える
ことになり・・・信長の最期がアレなだけに、これからどうなっていくのかなぁ〜と
心配しつつ、千鳥と織田家の活躍を見守っていきたいです。
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