中学校教師を勤めた後に転身し子供達から絶大な人気を誇るイギリスのベテラン児童書作家ジョンソンの一風変わった少女探偵物語です。この本のヒロイン12歳のターシャは探偵好きの元気少女で普段からシャーロック・ホームズやジェームズ・ボンド(007)のミステリー小説をたくさん読んで私立探偵を目指して研究しています。ある夜一人でお留守番をしていると、最近村に越して来た少年ヘンリーが外の地面にうずくまっているのを見つけます。ターシャが「ここで何をしているの?」と問い質すと最初は「趣味でゴシキヒワを観察している」と答えましたが、疑わしく思えて鋭い質問で突っ込むと「実は僕はジュニア調査官で、国家の為に隣のバクスター家を見張っている」と打ち明けます。ヘンリーに「これからは君の寝室を見張りの拠点にする事に決まった」と告げられ有頂天になるターシャでしたが・・・・。 ターシャはヘンリーと会って任務に集中しようとしますが、好奇心一杯のパパや親友の少女ジュリアや近頃ターシャに好意を寄せるハンサムな少年レオに横槍を入れられ、いい所で中断してばかりでイライラする展開になるのがジリジリして気を持たせます。さっぱり先の見えない状態が続いて行く内に疑いが芽生えてしまいますが、この物語が素晴らしいのは最後の土壇場になってターシャが完全には訳が解らないながらも持ち前の直感で悪を確信して行動し、結果的に立派なお手柄を上げる所でしょう。見かけ通りではなかった驚きの真相はヘンリー少年の告白の手紙を読んで確かめて頂くとして、ターシャの人間の真実を見抜く目の確かさに感心すると共に一度は疑っても本当の真面目さに気づいて再び信じようとした気持ちが生んだ二人の爽やかな友情に深い感動を覚えました。日本をはじめとして二十か国に紹介され世界中の子供達から愛されている著者の人気の秘密がわかる素敵な良書をあなたもぜひお読みくださいね。
キャバンさんが実際のところ分からないんじゃ、誰も分からないよぉぉ。。 だって、キャバンさんは世界一のベスト・レビュワーで、 しかも世界一のビートル・マニアだもん! そこら辺の小学生より、文章能力だってあるし、僕ちゃんはとっても尊敬しています。
最近のピッカピカ的なのもそれはそれでカッコイイけど、 こーゆーある種悟り開いちゃった感のある、 哀愁のある、 久々に生まれ育った町を昼下がりに歩いてるような感じが最高です。 ゆえに、聞くのがツラくさえ感じます。 NoMoreWordなんかは 「もうオレは言う事言ったから、後はお前次第さ」 みないな歌なんですが、そんな感じ最高ですね。 みんなで聞くんじゃなくて、一人でジ~ンとするための一枚。
20年前、主人公がドラマーを務めていたバンドがレーベルと契約。しかしこの主人公を外すのが条件でメンバーはそれを飲んだ。そして20年後の今・・・みたいなストーリーです。
スクール・オブ・ロックみたいな話で主人公が参加するバンド「A.D.D.」がレーベルとの契約を勝ち取りツアーを回るところがこの話のメインでメンバー内の確執や友情を描いています。
劇中の曲の完成度が高いのもこの作品の見どころです。
そしてバンドのベーシストを演じているエマ・ストーンがパンク・ガール的なメイクをしていてかなり印象的でした。
クライマックスもしっかり締めているのでスッキリできます。
色々な年代の人にオススメできると思います。特に音楽が好きな人には持って来いの作品です。
スクール・オブ・ロックが好きな人は是非観てください。
追記
エマ・ストーンは新しいスパイダーマンの出演が決まったようなのでこの作品を機に覚えてあげてください。
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