映画の面白さは言うまでもありません。パニックアクション的印象を持たれている方も多いと思いますが、夫婦愛の映画としても立派なドラマ。でもやっぱり特撮がスゴイ。
この年代のSF映画のメイキング映像って本当に面白いです。この頃ってまだCGも初期段階で、撮影には本当に様々な工夫がされているんですよね。特にジェームズ・キャメロン監督のSFは規模も大きく、本作は撮影のほとんどが水中だったということもあり、乗り越えなければならない壁がたくさんあったようです。
そんな撮影秘話を聞ける約1時間のドキュメンタリーは面白かった。例えば深海に見せるにはどういう工夫をしたとか、水中での撮影での工夫とか。深海の暗さを演出するために無数のビーズを水面に浮かべて撮影したり…「こんなことしてたの!?」の連続です。
そして映画の中には何度も息の詰まるようなシーンが出てきたけど、このドキュメンタリーを観て本当にこんな危険なことをしてたのか、と感心してしまいました。監督自身も「私は苦難の創造主だ」と語るほど、この映画の撮影はスタッフ、キャストにとって過酷だったようです。中でもびっくりしたのはエド・ハリスが液体酸素に顔をつけるシーンの裏話。あれは、実際に水に顔をつけて、呼吸をしているフリをしたそうです。そのときはさすがにエド・ハリスもキャメロン監督を憎んだそうです(笑)
こういう苦労話を聞いてもう一度観るとまた違ったものが見えてきて楽しめます。 そういえば、キャメロン監督が2012年の3月に世界で最も深い海溝の海底到着に成功したというニュースを見たときはとっさにこの映画を思い出しました。 監督は“深海”というものに特別な思い入れがあるようです。作品と特典映像を観ればその思い入れは十分伝わってきます。
それぞれが単体でも発売されているので、DVD初心者向けのお得なセット。ボックス特典がないことが非常に残念。キャメロンボックスなので仕方ないが、タイタニックとエイリアンが同じボックスに入っているのは何だか違和感がある。せめてキャメロン監督のインタビューやプロフィールを満載?したDVDでも付録につけて欲しかった。
下巻は、シュヴァーンの暗躍から始まります。 闇討ち、士官候補生の指導、謎の暗殺集団との戦いなど、シュヴァーンかっこいい!なシーンがテンコ盛りです。 並行して、アレクセイが歪んでしまう発端となる惨事も描かれます。
あのギルド最強の男も登場。主人公に「レイヴン」の名前が与えられます。
後半は、ゲーム本編をおっさんの視点から。登場時に牢屋にいた理由など、ゲームをプレイした人がピンとくる要素もあります。
そして、バクティオンでの死闘を経て、主人公が「仮面」を外すとき…。 ここはゲームのファンに限らず、今まで自分を偽ってきた経験のある人にとっては、心を揺さぶられる感動的なシーンになってると思います。
ラストシーンは読んでのお楽しみ。 すべてのはじまりの場所で、レイヴンが万感の思いを込めて呟いた一言は…。
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