前作アルバムでも深く実感し、そしてここに至るまで怒涛の高クオリティマキシ
リリースラッシュでも痛感した通り、かなりの安定したハイレベル楽曲をキープし
続けているa.b.s。2ndアルバムの本作は、その安定ぶりが良くも悪くも
露見。この安定感をどう取るかは、やはり聴く側の采配に委ねられるが、
個人的には十分a.s.bの熱を堪能できたので、それでよしとする。
「STRENGTH.」「JAP」「キミノウタ」「From Dust Till Down」...
すべてが昨年の彼らを代表する、そうそうたるマキシ楽曲群である。
それらを引き立て、あるいは別のベクトルで盛り上げるアルバムオリジナル
曲もササヤカながら現時点での彼らのパワーと勢いを示している。
「JAP」からの流れのような「PINEAPPLE ARMY」は、何があっても
自己の道を貫け!的なa.b.sらしいエッジの効いた自分エールsong―それでも
中盤codaのメロディアスな美しさに瞬間ハッとする。「And I love...」の
ような切ないlove songも健在。こちらでも、激しさとともに上記のような
ドラマティックな楽曲展開に酔いしれる。どこか日本の四季を意識したかの如くの
和的な言葉遣いが魅力的。5曲目「蒼焔-SOUEN」は、どこかUVERっぽいアレンジ
と思ったが案の定。rapとの共演は1stにて堪能済みだが、あまりUVER寄りに
せず正解か。確かにTAKUYA∞との絡みも魅力的な聴き所だが、ここはあえて
小出しに抑え気味に。続く「潮騒」こちらがアルバム楽曲の中では特に出色。
ある意味シングルカットしてもよいような出来で、刹那さと情熱とが炸裂する。
「Siren」のような英語曲も無論、ギターが疾走する激情のままに
唸りを上げる。「Sweetest Coma Again」はcoolとbeast mindとが
相反する熱を生み出すLUNA SEAカヴァー。原曲を知らないながらも、
しっかりa.b.s曲に昇華されていると感じるのは、さすが。恒例のカッコイイ
inst「Gold Eclips」は昨年の日食絡みだろうか? 続く「Valkyrie」も
c/w時より幾分パワーアップ。ラストinst「nocturne」はa.s.b岸氏のメロディメーカー
としての魅力に酔う雰囲気たっぷりのピアノ小曲。全体として円熟の域に
達したとも思えるようなこの余裕にやはり圧倒される。相変わらずvocal
西川氏の紡ぐ怒涛の引力もだが、出来うることなら本当に末永く続けて
欲しい、そう心から願ってやまない、数少ないロック系ユニットバンドである。
柴崎さんが参加されるとの事で購入した前作。予想以上の出来でした。 ワンズ時代から培ったセンスを一気に爆発させた様なテクニカル且つ計算し尽くされたギターはここ最近では1番の衝撃でした。 何よりびっくりしたのはツインギターで聴けるという事です。同じロックでもどちらかと言えばロックンロール寄りでストレートなアプローチを得意とするSUNAO氏。この2人が同じ土俵に立つ時点で感動した人もいたのではないでしょうか。 私はこのバンドに出会うまでSUNAO氏を知らなかったんですが、彼も非常にセンスを感じるギタリストです。2人の絡みは予想以上に格好いい仕上がりでした。
さて今回の2ndアルバムですが、前作より遊んでますなーっていうイメージでした。もちろんいい意味ですよ。 2曲目なんか最高です!イントロの時点で笑いました。こんな挑戦的なアプローチをいい歳になった人達が演奏してるんです!カッコイイ以外に何と言えばいいんですか!笑 今回はアコギのフレーズも増えてますね。ギターはそこそこ重ねてはいますが、歌の邪魔にならない程度を理解されてるのもさすがです。
バリエーションも増え、ますます加速していくんでしょうが、1曲1曲しっかりと練り込まれてるのがわかります。メンバー以外のリズム隊の方達も一役買ってると思います。
なんかギターばっかりのレビューですいません。まあ個人的に曲は言うまでもなく捨て曲ナシです。前作も捨て曲ナシです。バンドがスゴいんだから当たり前でしょう。強くオススメします!
私は今までのa.b.sのDVDを購入しましたが、今回はライブ映像が素晴らしいの一言でした。
ライブ映像だけで二時間以上はあるんで…私みたいにライブに行ってない方には持っていて損は無いとは思います、が…
私はライブ映像だけではお腹一杯にはなりませんでした。
贅沢を言うと、オフショットムービーが見たかったなぁ…。前のヨーロッパツアーの分がライブよりもオフショットの方が多かったから余計にそう思うのかも…。 しかしながら西川氏の歌唱力は衰えず…。
DVDには、メンバーそれぞれのソロも充実してるのでそちらの方に興味がある方も持っていて損は無いかも。
後、曲の合間のトークは笑わせていただきました!! もう少し聞きたかったが…。
二巻でも似たようなことは書いたのですが、オーディオコメンタリーは今後のネタバレが多いのでDVDで初めて見ているという方はお気をつけください。
Hi there, for me abingdon boys school is actually one of the best japan rock band ! There are show mens and great musicians. Takanori have a very impressive voice ! Good luck for the future ABS and thanks a lot ! Sayonara !!!
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