ジュリーが三億円犯人を演じた「悪魔のようなあいつ」のDVDを全篇5回見たところで、テーマ曲「罪と愛」の音源がどうしても欲しくなり、このCDを購入した。あのストーリー、登場人物、演技者たち…反吐が出そうなほど濃密な世界にいつの間にかのめり込んでいたのは、ドラマそのものの力と、この楽曲の気だるい透明感によるところが大きい。一般にドラマ・映画音楽の類は、その作品に対する思い入れと正比例する。しかしながら、全く知らなかった「閨閥」の音楽に出遇えたのは幸運だった。その美しさ、スケールの大きさ。大野克夫氏のコンポーザーとしての力量に唸った。お馴染みの「傷だらけの天使」「寺内貫太郎一家」も楽しめるし、「名探偵コナン」では、更に若々しくパワーアップされたのが実感できる。しかし、個人的には、このCDが、ただ「罪と罰」の為だけに存在したとしても、悔いはない。
最初に発表になった収録曲リストに入っていなかったシングル「ふたりの舗道」が収録されたのはいいのですが、「23才」のカップリング曲「こころ半分」が収録されていないのが残念です。シングルは4枚しか発売されなかったので、AB面の8曲は優先して収録すべきではないでしょうか。
寺内貫太郎一家も1話目は小林亜星の演技にも堅さが見られたが回を重ねるごとにその演技も地に着いてきた。周りの人との会話もはずみ今には見られない食事シーンは、我が家もああいう雰囲気でしたいと思う一風景であると思います。昨今、会話が少なくなってきたとともに、食事を皆で囲みながらワイワイ、ガヤガヤというのは今は薄れてきているのではないだろうか。。。テーブルではなく、お膳での食事というのがいかにも良い。いつ見ても、何回みても飽きないドラマだと思う。
是非、寺内貫太郎一家2のDVD化も望みたい。
テレビドラマにリアルタイムでかじり付き、新潮文庫の「寺内〜」を何度も何度も読み返しては涙していた自分にとって、待望の出版である。
すべてのストーリーがシナリオ掲載されているわけではなく、評判のよかったもの(?)を抜粋しているのだが、運動会の回想が涙無くしては読めない第1話や、マモルと貫太郎が一緒に障子に穴を開ける第15話など、好きなシーンが目白押し。
ただひとつ、個人的に残念なのが、周平にタメが泣きながら殴りかかる第5話が、ダイジェストでしか掲載されていないところ。
思いっきり泣けちゃう、いい話なんだけど。
どうしても見たくなって入手。
うさぎやの家族が本当の家族のようで、本当に仲がよさそう(特に拓郎と桃子)に見え、
誰もが素晴らしく絶妙な演技。
今の郷ひろみはつくられた感がありますが、この郷ひろみは青年そのもので、
つい、このまま真っ直ぐいけなかったものか、と思ってしまいました。
(時代の変化やニーズに合わせて、彼も変わっていったのでしょう・・・)
このドラマの兄弟、親子、ご近所の関係、言動に、非常に温かいものがあり、
台詞一つに涙し、現在は個人主義的な風潮ですが、こじれた人間関係の
うまい解決方法がかくされているように思いました。
うさぎやの子供たちは、全く大人です。
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