"Turn to Stone"
"Mr. Blue Sky"
が○。
30th Anniversaryリマスター→良好
これまでELOのウェンブリーライブはVHS、LD、DVDで何度も再発されましたが、テレビ放映用に編集されたので、1時間にカットされた上にオーディオはモノラルでした。しかもアルバムの音が上からかぶせられるという暴挙に見舞われました。このツアーで事前録音されたテープが使用されたのは事実ですが、コンサート全編に使われたわけではなく、使用場面は限定されていました。これまでの製品では全体にテープをオーバーダブすることで、あたかも全編がテープ使用されていたような印象を与えました。宇宙船コンサートの実態がいかなるものであったか、それはこの新製品を聴けば(敢えて「見れば」とは言いません)わかります。
(ビデオはこれまでと変わっていない時代物で、収録曲も同じです。でも、「音だけ」のためにでも手に入れる値打ちありです。Region freeなので日本のテレビでも見られます)
ジェフ・リンが、ストリングスもメンバーだった頃の名曲を、新たに忠実に、再現したものです。 なぜ作ったのか?本当の意図は、よく判りませんが、ELOファンにとっては、思ってもいなかったうれしい贈り物です。 ただ、アルバムタイトルだけ見ると、巷にあふれている、ELOのベスト盤だと思ってしまいます。 まさか新譜だとは・・・!!!
ELOはもっと日本での評価が高くてもいいと思います。リーダーのジェフ、リンは才能豊かなコンポーザー、プロデューサー
ボーカリストとして超一流。
ビートルズのフリーアズアバードのプロデュースを任された程の人物ですからね。あとはジョージハリスン、ボブディラン、トムペティ達との
プロジェクト、トラヴェリングウィルベリーズでの活躍ぶりは素晴らしいです。
PUFFYのデビュー曲アジアの純真のサウンドはELOをモチーフにしているのは有名な話。
この素晴らしいベスト盤は、メロディの美しさとポールマッカートニーに影響されたサウンドが十分楽しめます。
初期のELOはバンドの中に自前のストリングス奏者がいて、いわゆるオーケストラでした(笑)
ロックとクラシックの融合というのがバンドのコンセプトでした。
アメリカでトップ40入りしたシングル数知れず。トップ10入りしたアルバムも数知れず。
この一枚とVO.2を聴けば、ELOの素晴らしさが分かります。
輸入盤で価格もお買い得。
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